こうべげいじゅつこうか

神戸芸術工科大学

私立大学 兵庫県

神戸芸術工科大学/芸術工学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

建築・環境デザイン学科(100名)
生産・工芸デザイン学科(100名)
ビジュアルデザイン学科(100名)
メディア芸術学科(100名)

所在地

1~4年:兵庫

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●「デザイン都市・神戸」で唯一の芸術系大学
●産官学連携プロジェクトに参加し、実践力を磨く
●学びの成果、未来への道標を美術館で発信!
【学生数】

1,683人(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

95人(2023年5月1日現在)

【大学院】

芸術工学研究科(修士課程/博士後期課程)

建築・環境デザイン学科

【講義・学問分野】

リノベーション、建築、ランドスケープ、まちづくり、商空間、インテリア など

生産・工芸デザイン学科

【講義・学問分野】

プロダクトデザイン、ファッション、テキスタイル、クラフト など

ビジュアルデザイン学科

【講義・学問分野】

グラフィックデザイン、コミュニケーションデザイン、WEBデザイン、デジタルデザイン、エディトリアルデザイン、イラストレーション など

メディア芸術学科

【講義・学問分野】

まんが、コミックイラスト、映画、映像、アニメーション、CG、ゲーム など

学部の特色

「デザイン都市・神戸」で唯一の芸術系大学

約110,000平方メートルを誇る広大なキャンパス

本学がある神戸市は、神戸らしさをデザインという視点で見つめ直し磨きをかけることにより、新たな魅力と活力を創り出し、くらしの豊かさを創造するための新たな創造都市戦略「デザイン都市・神戸」を推進しており、2008年にユネスコ創造都市ネットワークのデザイン都市に認定されています。
神戸芸術工科大学と神戸市は、それぞれの持つ人材や知識、情報などの資源を活かして相互に協力し、神戸の新たな魅力と活力の創造と次代を担う創造的な人材の育成を目的に連携協力を締結しておりさまざまなプロジェクトを通して、本学学生も、キャンパスの中だけでは得られない経験、知識を身につけています。

産官学連携プロジェクトに参加し、実践力を磨く

2021年度グッドデザイン賞を受賞「あいだ(隙)のあいだ(間)」

学生の実習課題がグッドデザイン賞などを受賞!
環境デザイン学科(※1)と大和船舶土地株式会社との産学連携プロジェクトの一環で、3階建集合住宅内の1住戸を改修した「あいだ(隙)のあいだ(間)」2021年度のグッドデザイン賞を受賞。これは、2020年度の「リノベーション総合実習」における学生の優秀作品を実現したものです。これで同実習課題の優秀作品は、2014年度以来6年間連続でグッドデザイン賞を受賞する快挙となりました。
そのほか、高砂銀座商店街(高砂市高砂町)の空き店舗改修デザインコンペ(高砂商工会議所主催)で、環境デザイン学科(※1)4年生の提案が最優秀賞を受賞しました。また、三宮中央通りに設置して2周年を迎えたKOBEパークレットの優れたデザインが評価され、グッドデザイン賞を受賞。神戸淡路鳴門道の20周年を記念したシンボルマークを、ビジュアルデザイン学科(※2)の学生がデザインするなど、さまざまなプロジェクトで学生が力を発揮しています。

海外で作品を出展!
プロダクト・インテリアデザイン学科(※3)の学生と教員を中心に活動しているデザインユニット「DESIGN SOIL」が世界最大規模のデザインの祭典「ミラノサローネ」に出展しています。学生と教員が対等な立場で意見を出し合い、コレクションテーマを設定して作品を制作し、展示構成を含めたプレゼンテーションを行っています。「ミラノサローネ」は、プロの有名デザイナーも学生も関係なくデザインを愛する世界中の人々が真剣勝負できる舞台。学生のうちに社会や世界に触れ、多くの経験を積むことで、将来の大きな成長へとつなげます。

(※1)2024年4月、建築・環境デザイン学科に改組
(※2)2024年4月、ビジュアルデザイン学科に改組(コース再編)
(※3)2024年4月、建築・環境デザイン学科と生産・工芸デザイン学科に改組

学びの成果、未来への道標を美術館で発信!

神戸市内にある美術館・ギャラリーにて作品・論文等を披露

学部卒業生と大学院修了生が、制作や研究の成果を展示発表する卒展「カオス」。
神戸芸術工科大学の卒展は、毎年2月に、全員が、神戸市内にある美術館・ギャラリーにて作品・論文等を披露します。
授業や課題、産官学連携プロジェクトなどを通じて身につけてきた知識、技術、経験、これまでの成長の姿を確かめられる場であり、学生たちにとっては自らの未来を見据え、新しい可能性をつかむ場所でもあります。

学べること

建築・環境デザイン学科

住まいや商業環境、都市・地域までの多様なスケールを対象とするデザイン力や柔軟な思考力を身につける

【まちづくり・ランドスケープコース】
まちづくりは都市を計画するだけでなく、使い方やマネジメントを含めた生活環境をデザインすることができます。ランドスケープは都市と建築を生かす外部空間の創出をすることができ、緑地や公園、広場、庭園などの屋外空間が対象です。その両方の構想力・デザイン力を学び、都市計画やランドスケープデザインなどの大きな視点からの都市の未来や空間のあり方について設計・考究・提案できる能力を身につけます。

【建築・リノベーションコース】
建築では建築設計の基礎技術を学ぶとともに、空間をデザインする構成力・分析力、建築文化の創造に繋がる歴史や社会への理解を深めます。リノベーションとは古くなった建築物を改修して未来に繋ぐ技法です。この両方を総合的に学ぶことで、未来に即した新たな建築物の提案と既存の建築物を現在に即した新しい価値を生み出すことが可能になります。

【商空間・インテリアコース】
今後の建築・環境分野の特徴、かつ社会の現実的な課題として重要となっている商空間やインテリア、空間演出を対象とし、商空間では企画・デザイン、ブランディング能力を身につけます。従来のランドスケープと建築の分野に、商空間、住居・インテリアや空間演出に関するカリキュラムが加わり、従来よりも広い視野から建築・環境デザインを追及することが可能となります。

生産・工芸デザイン学科

プロダクトデザイン、ファッション・テキスタイル、クラフトなど生活を豊かに彩るモノづくりの力を身につける

【プロダクトデザインコース】
プロダクトデザイン領域には、日用品などの製品を扱うプロダクトデザイン、機械・工業製品を扱うインダストリアルデザイン、乗り物を扱うカーデザイン、少子高齢化・減災・省資源などの社会課題に向き合うユニバーサルデザイン、インテリアの一部である家具インテリアデザインなど、広範囲にわたります。これらの領域における専門的知識と制作技術、表現手法を身につけるとともに、デジタルファブリケーション技術に触れデジタルデータと工作機械の扱い方を学び、次世代のデザイン手法を創出する力を育みます。学修を通じて、社会の諸問題を解決・提案できる力を養成します。

【ファッション・テキスタイルコース】
ライフスタイルや価値観、さらに消費に対する考え方が次々と変化するファッション業界。トレンドを追うだけでなく、社会が抱える課題や多様なファッションのあり方などにもアンテナを張り巡らせ、新たなライフスタイルの提案ができるよう実践的なものづくりの力を育みます。ファッションデザイン、テキスタイル、ファッション企画など、ファッションにまつわる知識・技能を総合的に身につけます。

【クラフトコース】
ガラス、陶磁器、ジュエリー、フィギュアの高度な表現技術による独創性とこれらの分野の融合を追求します。さまざまな表現方法や素材に触れることで、相互に新たな可能性を見出すことが可能となり、独自の観点や表現世界を開拓し、社会に貢献できる力を身につけます。自分らしさを見出すと同時にプロジェクトを通じて社会と繋がり、さまざまな経験と考察を積むことで技術力・表現力の向上をめざします。

ビジュアルデザイン学科

絵・文字・動きをはじめとするビジュアルデザインの多様な要素についてデジタル・アナログ両方面から身につける

【グラフィック・コミュニケーションデザインコース】
グラフィックデザインは、平面上に文字や画像、配色などを用いて情報を伝達する手段です。デザインは見た目を綺麗にするだけでは成立しません。グラフィックデザインの分野に広告、企画、ブランディングなどのコミュニケーション面を強化することで、近年の広告分野の大きな変化を捉え、対応できる力を身につけます。現代社会における多様な考えを受容しながら個人の考えを持ち、それを作品として表現することができるビジュアルコミュニケーションを学びます。

【WEB・デジタルデザインコース】
日々躍進・発展するデジタル技術。本コースではプロジェクションマッピング、ヴァーチャルリアリティ、インタラクションなど、多彩な分野を対象に「動き」のデザインを捉え、新たな造形や色彩、運動、インタラクションを探求します。WEB分野とデジタルデザイン分野など、デジタルデザインの技術を総合的に学び視野を広げ、デジタルデザイン技術の応用力を修得します。デジタルコンテンツの創造のほか、実写編集も学び、映画とは別発想で映像作品をディレクションできる能力を養成します。

【エディトリアルデザイン・イラストレーションコース】
絵を描くことを中心にビジュアルデザインの表現を磨く学生と、書籍のデザインを通して編集の発想・手法を学んでいく学生が共同で履修できるカリキュラムを編成。両分野の融合体でもある絵本創作は、ストーリー構成から製本までの全行程に必要な知識と技術を学びます。両分野における社会的な実践力を強化し、イラストレーションや絵本、出版物の編集などの創作力と社会を動かす企画力を身につけます。

メディア芸術学科

現代の日本文化を代表する各種メディア芸術を理解し、表現方法に関する知識を学ぶとともに、専門的な技能を深めながら総合力を身につける

【まんが・コミックイラストコース】
日本のまんが表現の基盤的表現技法からストーリー展開、メディア上での作品発表方法等の幅広いまんが表現を学びます。まんがとして表現するだけではなく、イラストの基礎的知識からデジタル環境に対応した動画などの応用的表現への展開など、メディア表現としてのコミックイラストの可能性を広げることができるクリエイターを養成します。

【映画・映像・アニメーションコース】
ネットワークで結ばれた現在の社会に映画・映像作品のインパクトを見直し、発表していく力を身につけます。映像作品の手法には大きく分けて実写とアニメーションがあります。各手法で用いられる技術や機器、表現方法は異なり、技術と同じく重要となるのはストーリーや登場人物(キャラクター)などの企画・演出面の構成力です。これら映像表現の基盤となる文化的知見と技術的基礎知識を学び、幅広い映像制作を体験することで、複合的にかけ合わせられるような新たな表現を提案することのできる映画監督、映像作家、アニメーター等の養成をめざします。

【CG・ゲームコース】
近年、ゲームやCGなどのデジタルコンテンツの市場規模は一貫してプラス成長を維持しており、企業からのCGやゲームなどに対するニーズは高まる一方です。CGはゲームグラフィックスや映画、CMなどさまざまな表現に用いられる技術であり、現実をも超えるような臨場感のある世界をつくり出すことができます。CGの制作技術とともに造形、色彩などの美術の基礎を学んだ上でゲームデザインへの展開を行います。それにより、CGの枠にとどまらない複合的な表現力・創造力を身につけることができます。

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