関西看護医療大学/志望理由

私が看護専門職者を志したきっかけは、曽祖母と叔父を看取ったときのこと。看護師さんが、亡くなった曽祖母や叔父の体を丁寧に優しく拭き、「よくがんばりましたね。これからはご家族をしっかり見守っていてくださいね」と話しかけている姿に感動したからです。また、私の祖母は看護部長を務めており、患者さんやご家族はもちろん、看護師や医師やその他医療職者からの信頼が厚く慕われており、尊敬と憧れの気持ちがありました。

関西看護医療大学は、一般教養や看護の専門分野だけでなく、看護とセラピーの関係性について学べるからです。病気やけがで病院に来るだけでも精神的な苦痛を感じている患者さんを心身共にケアできる力をつけたいと感じました。また、関西看護医療大学は地域交流を大切にしており、看護教育ボランティアの方との触診やコミュニケーションを通して、現場の空気感や緊張感を体験できます。実際に現場で活躍されている先生方から、座学だけでなく実技でも手厚いサポートを受けられることも魅力的でした。

近年では病院（病棟）から在宅での療養を希望される方が増加傾向にあります。また、日本では食生活の欧米化などに伴い生活習慣病の発病率が高くなっていることを学び、地域保健看護活動の大切さを改めて学ぶことができました。
国家資格取得後は看護師として臨床経験を積み、その後、在宅療養される患者さんの支援などを経験して、保健師として地域保健活動に携わりたいと考えています。地域での活動は患者さんやそのご家族との信頼関係が大切ですので、コミュニケーションの取り方や生活習慣の情報収集の仕方などを身に付け、生かしていきたいと思います。