わかやましんあい

和歌山信愛大学

私立大学 和歌山県

和歌山信愛大学/私のイチオシ

大人の価値観を押しつけず、子どもの創造性を育てる

顔写真
教育学部 子ども教育学科 大橋功先生

※掲載内容は取材時のものです

コレ知ってる?

創造性やクリエイティビティと聞くと、世の中を大きく変えるような大発明やイノベーションを巻き起こす特殊な才能のように考えてしまいがちです。しかし、私たちは日常的に、さまざまな場面で創造性を働かせています。子どもが工作をしているときに「いいこと考えた!」とつぶやく時は、さまざまな可能性を探ったうえで「これでいこう!」と決めた時です。図画工作や造形表現活動では、見栄えのする作品をつくるよりも、このような創造性を育てることを大切にしています。

この学問のココが面白い!

5、6歳頃の子どもは、必ずしも人物を画面の中央に大きく描いたり、背景(バック)を塗ったりしません。画面の最下部に地面を表す横線を引き、画面の最上部には空や雲、太陽などを描きます。人物を大きく描くと天にまで届く巨人になるし、背景を塗らないのは、自分の周りは透明な空気だからです。それなのに、「もっと大きく描きましょう」「白い部分に色を塗りましょう」と言うのは、発達年齢と世界の捉え方を理解していないからです。科学的な子ども理解に基づいた適切な学習指導の在り方が求められています。

キャンパスのお気に入りスポット

1号館2階にある図工室には、あらゆる分野の造形活動ができる材料や用具が揃っています。オープンキャンパスでは、図工室を眺めるだけでなく、遠慮せずに棚の中を覗いたり、置いてある本を手に取ってみたりしてください。また、本学はもともと小学校や幼稚園だった場所を教員養成大学の施設に活用しています。ところどころ残されている幼児や児童のための施設や設備に、懐かしさを感じることができるかも知れません。

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