倉敷芸術科学大学/志望理由
「淡水魚の宝庫」岡山で淡水魚保全に役立つ研究を

生命科学部 生命科学科※ 3年
廣瀨洋介さん
新潟県立十日町高等学校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
※2025年4月から環境生命科学科に名称変更
興味を持ったきっかけ
大学では魚類の研究をしています。本学の隣には一級河川高梁川が流れ、周辺には多くの用水路があり、魚類が多数生息しています。その用水路が主な研究のフィールドです。私が魚類の研究に魅せられたのは、高校での生物部の活動がきっかけでした。調査・研究はハードスケジュールでしたが、「文化庁長官賞」を受賞したときはとてもやりがいを感じました。また『くらべてわかる淡水魚』という本との出合いも一つのきっかけになりました
この大学を選んだ理由
岡山県にある大学というのが大きな理由です。岡山県は全国的に見ても、希少種をはじめ多くの淡水魚が生息しています。そんな「淡水魚の宝庫」である岡山で魚類の研究をしたい、という思いがありました。また岡山県の大学の中でも倉敷芸術科学大学には淡水魚、特にタナゴ類に関する研究をされている先生がいると知り、進学を決めました。さらに学費が4年間半額免除になるなど、お得に学べる入試特待生制度が充実していることにも惹かれました。
将来の展望
卒業までの目標としては、在学中に得た情報を論文などにまとめ、「公共のデータ」にしていきたいと考えています。調査・研究の成果を誰もが引用できる形として残すことは、大切なことだと思います。私は1年次から今まで、先生の指導のもとで数編の論文を執筆してきました。最初はハードルが高かったのですが、慣れてくると楽しく感じるようになってきました。私の執筆した論文が、淡水魚保全のために少しでも役に立つとうれしいです。