倉敷芸術科学大学/卒業後の進路
チーム医療の一員として信頼される存在になりたい
卒業後の進路:臨床検査技師
生命科学部 生命医科学科 4年
河村唯さん
山口県・ザビエル高等学校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
子どものころから医療職に就きたいと思っていました。医療職と一口に言ってもいろいろありますが、その中でも臨床検査技師は病気の早期発見に貢献できること、また採血や心電図検査、超音波検査を通して患者さんに寄り添えるところに魅力を感じました。就職活動を始める前に国家試験に合格できる力をつける必要があると思い、4年生の5月までは模試の勉強に集中しました。6月から筆記試験や小論文の書き方、面接試験の対策を始めました。
キャリア選択のポイント
働くなら大都会の東京でと決めていたので、東京にある病院を調べました。東京は病院の数も多く、有名なところや規模の大きなところも多いため病院選びには悩みましたが、臨床検査技師として成長できる教育制度が充実しているかどうかを最優先し、福利厚生や給与面も考慮しながら比較検討しました。臨床検査技師の方が実際に働いている様子を見て職場の雰囲気をある程度つかみたかったので、説明会や病院見学には積極的に参加しました。
今後の夢・目標
私が就職する病院は、生理検査と輸血検査に力を入れています。そこで働きながら心電図や超音波の上位認定資格の取得をめざしたいと考えています。また勉強会や学会発表に積極的に参加することで知識や技術を高めていきたい、という思いもあります。さらにチーム医療の一員として他職種と連携し、周りから信頼される存在になりたい、臨床検査技師ならではの知識・技術を生かして、患者さんが少しでも健康になれるよう努めたい、と思います。