令和健康科学大学/私のイチオシ
一人ひとりの好きなことに合わせてリハビリをするのが作業療法
リハビリテーション学部 作業療法学科
近藤昭彦先生
※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?
あなたは人と関わるのが好きですか?人を理解するには「脳」が重要です。脳はみなさんの性格やこころ・運動・生活様式までを決定する大切な臓器。作業療法学科は、好きなことをすることが治療としてどのように役に立つのかを考え、実践する学科です。嫌なことをしているとき、脳はストレスを感じて適切に処理ができなくなってしまいます。楽しいことを継続すると、脳の働きが活発化します。脳も体も動かすことで健康を維持できるため、その人の興味を知って治療を行うのが作業療法という治療法です。
この学問のココがおもしろい
人は日々の生活の中で成長しています。好きな作業を行っていることが運動や生活にどのように影響があるのかを目で見える形で計測したり分析することで、1人の患者さんだけでなく、一般社会の課題にも解決策を提案できる学問です。
キャンパスのお気に入りスポット
令和健康科学大学の屋上には、スカイガーデンという開放された空間があります。隣接する和白病院の救急ヘリの離着陸が間近で見られることに加え、夕方には、わじろ干潟に沈むきれいな夕日を見ることができます。私は、仕事や研究に疲れた時にはここで一息入れて、次の課題に取り組みます。休み時間に学生が訪れている姿もよく見かけます。オープンキャンパスに来られた際には、ぜひ、屋上に行ってみてください。