職業能力開発総合大学校/志望理由

小さい頃からゲームやスマホのプログラムに興味があり、情報技術の重要性を感じていた一方で、勉強を人に教えることが好きで教育者にも憧れていました。
受験期になり、情報系エンジニアと教育者のどちらの道に進むべきか迷っていたとき、進路指導の先生から「職業訓練指導員なら、両方の夢を叶えられる」と教えてもらいました。
職業訓練指導員は、電子情報分野の知識とスキルを身につけた人を対象に、就職や転職に必要なスキルを教える仕事です。職業能力開発総合大学校なら、2つの夢を同時に叶えられるのではと思いました。

「職業訓練指導員免許」を取得できることに加え、決め手となったのは「実習の充実度」です。実際に実習に参加してみて、先輩たちが大手メーカーの内定をもらえるほどの技術を得られる理由がわかりました。
入学するまでプログラムや電子回路の知識はありませんでしたが、実習が本当に楽しく、学生同士で相談しながら制作を進め、わからない点は先生方が親身になってアドバイスをくださるので、すぐに解決できます。
1年次の電子回路実習では、新幹線の電子掲示板や配膳ロボットの動く仕組みを、回路を作りながら学びました。2年生に進級した後もどんなものづくりができるのか楽しみです。さまざまな実習を通して、自分の技術力が毎日向上しているのを実感できるのが、この大学の魅力だと思います。

卒業までにめざしたい目標は3つあります。
1つ目は職業訓練指導員免許の取得、2つ目は家電製品や機器などの組込み系技術の習得、3つ目はさまざまなボランティア活動を経験することです。
今年のボランティア活動は、地元の「なかまちテラス」のイルミネーションボランティアに参加しました。10m×10mの「翔」の文字を数えきれないほどのLEDライトでつくり、たくさんの人に驚きと感動を与えることができました。人の気持ちを明るくする「ものづくり」にますますハマっています。
職業訓練指導員免許取得のための学びは3年次からスタートするので、これまで学んできた内容をきっちりと身につけ、組込み系技術の習得に役立てられるよう、学びを深めていきたいです。