帝京学園短期大学/志望理由

私が通っていた高校は大学進学よりも就職を選ぶ人が多かったため、私も就職しようと思っていました。しかし、本当にこれでいいのか、やりたいことは何なのかと、何度も自分に問いかける中で、保育園で行われた職場体験のことを思い出しました。子どもたちの成長を支えながら一人ひとりの個性を伸ばしたり、たくさん褒めたりしていて、保育者はとても素晴らしい仕事だということを学びました。そのときの出来事を思い出したことで、子どもたちと共に学び、保護者や地域の方と連携しながら第二の家族としてサポートできる存在になりたいと考えるようになりました。

年間を通して実習の授業が多く、大学で学んだ知識を現場で活用する実践重視のカリキュラムと、実習の事前事後指導が充実している点に魅力を感じました。さまざまな施設で実習が行われ、そこで学んだことをクラスメイトと共有する時間があるため、自分のなりたい保育者に近づくことができます。
また、オープンキャンパスに参加したときに、教員と学生の距離が近くアットホームな雰囲気の中で学べることがわかりました。個別相談会ではわかりやすく説明してくださったため、授業でも丁寧に教えてもらえるだろうと感じたことも帝京学園短期大学を選ぶ一つのきっかけになりました。

現代は共働き世帯や核家族が増加しており、子どもの数は減少しているものの園に預ける家庭は増加していることを学びました。家庭によって子どもを園に預ける理由はさまざまであり、また、子ども一人ひとりの個性も異なります。保育士不足という課題はありますが、子ども一人ひとりに最適な支援ができるように、保育園や幼稚園などでの「体験実習」を通して、保育者の言葉がけの違いを学んだり、教材のレパートリーを増やしたりしながら、就職後に役立つコトやモノを蓄えておきたいと考えています。
また、ジェネリック・スキル（社会人基礎力）を習得できるカリキュラムが編成されているので、挨拶やコミュニケーション能力、状況把握力、さらには人間性も磨くことができます。