九州女子短期大学/卒業後の進路
理想とする養護教諭をめざして専攻科へ進学

※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
小学生や中学生の保健室への来室理由としては、身体的な怪我が多く、高校生は心理的な悩みを抱えての来室が多いという傾向があります。
私はそんな高校生たちの助けになりたくて養護教諭を志望しました。短大では養護教諭二種免許状が取得できますが、より深い知識を学ぶことができる九州女子短期大学の専攻科に進学して養護教諭一種免許状を取得しようと入学した時から決めていました。
専攻科に進学するにあたって、小論文の試験がありました。その際に先生たちが空いた時間を使って小論文の書き方の指導や、書いた小論文の添削を積極的にしてくださいました。おかげで小論文を書く力がつき、専攻科に進学することができました。
キャリア選択のポイント
入学前から専攻科に進学することを決めていましたが、実習で小学校や中学校に行った際に「まだ知識や経験が圧倒的に足りない」と自分の経験不足や知識不足を自覚したことで、専攻科への進学をより強く希望するようになりました。
また、専攻科に進学していた先輩方と話をする機会があり、「子ども健康学科の時よりももっと養護教諭として必要な知識や経験を身に付けられるから、進学して本当によかった」という言葉を聞いて、専攻科への進学を確定しました。
今後の夢・目標
高校生になると周りに相談できず、自分自身で解決しようと考える子たちがたくさん出てくると思います。私自身がそのタイプで、高校生の頃なにかトラブルが起きても、自分だけで対処する方法を考えていました。
小学校・中学校では、休み時間に保健室へ遊びに行く子も多く養護教諭との距離が近いですが、高校では保健室は怪我をした時や体調不良の時にしか行かない、近寄りがたい場所という認識の子たちも増えてくると思います。
私には高校生の頃誰にも頼れず困った経験があるので、その経験を元により一層困っている子どもたちの力になりたいと考えています。