関関同立をめざすキミへめざせ志望校合格!併願戦略3か条

難関校の合格に必要なのは、
日々の努力と緻密ちみつな“併願戦略”。
昨今の入試動向から志望校選び、
出願のポイントまで、
今、押さえておくべき情報をご紹介します!

入試傾向分析講座

追手門学院大学編

過去の入試問題から見えてきた、関関同立の英語・数学・国語の出題傾向を紹介します。どんな問題が出題されているか、また過去問演習を通してどのように対策すればいいか、大学別のページでチェックしておきましょう。

※学部や入試方式によって出題傾向は異なりますので、詳細については実際の過去問をご確認ください。

追手門学院大学

01英語

1分でわかる!入試傾向の要点

長文読解2題を含む大問が5題
空所補充形式の問題に慣れておこう!

完全マーク式で、長文読解2題と、文法・語い、会話文、整序英作文が各1題という設問構成になっています。全体として、空所補充形式の問題が多めといえるでしょう。長文読解の題材は500~700語程度の論説文。「本文の表題として最も適切なもの」や「本文の内容と一致するもの」を選択させる問題などが出題されており、文脈や論旨の把握力が重視されます。文法・語いに関する設問としては、短文中の「誤り」を指摘させるものが特徴的でしょう。会話文は、登場人物2人による4往復程度のやりとりを完成させる形式。また、得点差が現れやすい整序英作文にも、十分な対策が必要です。

ココに注目!入試のポイント

まずは重要な文法・語いの知識を確実にマスターしましょう。受験生が苦手にしがちな時制・仮定法や関係詞はもちろんのこと、自動詞と他動詞の使い分け、副詞や前置詞の用法などについてもきめ細かな学習が必要です。また、問題演習の繰り返しなどによって空所補充形式の設問に慣れ親しんでおくことが有効でしょう。長文読解や会話文では、パラグラフごとの文脈、文全体の論旨や状況を正確に把握する力が試されます。整序英作文では、例えば、かなり曖昧な日本語表現「弟に優しくすると約束してください」を「I would like you to promise me that you will be nice to your little brother.」に変換する必要があります。直訳にこだわっていては、正解は得られないので、日頃から、英語と日本語の発想や文構造の違いを意識することが大切です。

02理系数学

1分でわかる!入試傾向の要点

出題範囲の各分野から広く問われる。
基礎知識から応用力を問う問題を出題

すべて答えの数値や式の一部をマーク式で解答する形式の大問4問の構成で、[1]と[3]の2大問は3~4小問の異なる分野から出題される小問集合、[2]と[4]は単独分野から出題され、3~4問の小問に分かれて誘導にしたがって解く問題でした。小問集合の問題では、いろいろな分野の基礎知識を問う基本問題が扱われ、それ以外の大問では知識を使いこなす応用力が問われる問題が扱われる傾向があります。教科書や問題集などでも扱われている解法で対応できる問題ですが、設定が少し複雑な問題もあるため、解法がすぐにイメージできる状態にしておくことが有効です。

ココに注目!入試のポイント

出題範囲の各分野から広く出題される傾向があるため、早い時期から苦手分野をつくらないように対策をする必要があります。まず、苦手分野を中心に、教科書や問題集で定理・公式などの基礎知識を適用する基本問題を確実に解けるようにしておきましょう。そのうえで、教科書の章末問題や標準レベルの問題集で、入試で扱われやすいテーマの解法を身につけましょう。これまでの出題傾向から、一つの大問として出題されやすい「場合の数と確率」、「微分法と積分法」は重点的に対策をしておくとよいでしょう。また、マーク式の解答形式で必須で要求される「正確に計算して答えを導き出す力」をつけるために、普段の演習でも計算をおろそかにしないで、間違えた問題は解法を理解するだけでなく計算過程も確認して、正解できるまで解き直すよう心がけましょう。

03国語

1分でわかる!入試傾向の要点

文章内容の正確な読解がカギ!
漢字や語句の知識設問を素早く解き、読解設問に時間をかけよう

現代文読解大問の2大問構成で、全問マーク式。一つの随筆作品や評論文から異なる2箇所の切り取り範囲が出題されるなど、共通するテーマをもつ二つの文章についてそれぞれの大問で問われることが特徴です。設問は、漢字や語句に関する知識設問と、内容説明や空所補充などを含む読解設問で構成されています。傍線部に関する部分読解だけではなく、全体内容を踏まえて答える設問も出題されるため、文章全体を通した内容理解が求められています。また、解答数が40個程度と多いことから、問題文中の情報を素早く正確に読み取る読解力が求められているといえます。

ココに注目!入試のポイント

追手門学院大学の国語は40問程度と解答数が多くスピード感をもって取り組むことが求められています。読解設問に多くの時間を割けるよう、知識設問との時間配分を意識して取り組んでいきましょう。読解設問では、二つの文章のテーマや関係性を意識しながら情報を整理し、一つ一つの選択肢と問題文を照らし合わせ、丁寧かつ効率的に正誤を判別する必要があります。知識設問では例年、漢字や語句などのオーソドックスな設問が出題されます。日頃の学習を通して基礎的な知識を身につける習慣をつけましょう。

●この問題分析は2023年4月20日時点の
情報をもとに作成しています。
2024年度入試の情報は、必ず各大学発表の
最新の要項でご確認ください。

10年連続志願者数増加中 グラフ
データが証明する確かな就職率 グラフ
進化を続ける大学であることを証明 グラフ
公務員の夢につながる資格取得に強い グラフ公務員の夢につながる資格取得に強い グラフ

併願しやすい入試制度

一般入試前期日程

1月に3日間、2月に2日間の計5日間で前期日程を実施します。併願の組み合わせも拡充し、合格チャンスがさらに大きく広がります。

一般入試前期日程 図

大学入学共通テスト利用入試

1出願につき3,000円とチャレンジしやすい検定料。前期日程「3教科型」「4教科型」と、前期・後期・最終日程「2教科型」があります。

出願期間 図

入学金

一次手続時における経済的な負担は入学金の16万円のみ。これは全国私立大学の平均額より約9万円も低く、保護者の経済的な負担を軽減できます。

全国平均額 約250,000円 約9万円負担軽減 追手門学院大学 160,000円

入学手続き

入学時に必要な費用の納付を2回に分けられる分割手続を採用しています。入学金のみ納付していれば、他大学の結果を確認してから学費等の納付を決定することができます。

■分割手続

分割手続を希望の場合は別途申込みが必要です。

  • ① 入学金のみ納付。
  • ② 他大学の結果を確認してから、学費等の最終納付へ。

分割手続 図