今日も明日も受験本番! 子どもの本音ー受験直前勉強編ー

いよいよ受験シーズンもピークを迎えました。なかなかじっくり話す時間が取れないこの時期の受験生。表情や言葉には表れなくても、子どもの心は日々激しく揺れ動いているのかもしれません。この時期の子どもの「心の声」、そっと耳を傾けてみませんか?

子どもの本音―受験直前対策編―

CASE1: センター試験(2021年度より大学入学共通テスト)で失敗…。どうしたらいいのでしょうか。

国立大志望なのですが、センター試験で失敗してしまい、目標としていた点数が取れませんでした。私は個別学力検査が苦手なため、センター試験で得点を稼いでおこうと思っていたので、どうしたらいいのかわからず、今日は学校を休んでほとんど勉強もしていません。このままではだめだとわかっているのですが、どうしたらいいのでしょうか。

大学生による回答

「まだあきらめるには早いですよ!最後の最後まであきらめないで。」

センター試験で失敗したなら、逆転をねらうしかありません。今からでも遅くないので勉強してください!苦手だと思っているとなかなか手につかないので、絶対個別学力検査で逆転してやるぞ!という意気込みで。まだあきらめるには早いですよ。最後の最後まであきらめないでがんばって!

「受験する国立大を再検討するのもひとつの選択。」

大学へのこだわりよりも、学びたい学問のために国立大に現役で合格したいという気持ちが強いのであれば、志望校の再検討を行うこともひとつの選択肢です。つらいかもしれませんが、現実的な目標を設定することで、よりやる気もわいてきます。

from編集局

やみくもに励ますだけでは、子どもに焦りを与えることも。マナビジョンにも役立つ対策法が載っているので、子どもの志望大や状況に合わせたものをいくつか選んで印刷し、さりげなく置いておくのもいいでしょう。

CASE2: 私立大対策は何から手をつけたらいいの?

約10日後に控えた私立大入試の対策のために勉強をしようと思ったのですが、まず何から手をつければいいのかわかりません…。とりあえず、過去問を解いてみたのですが、過去問とは別に問題集などにも取り組んだ方がいいのでしょうか?

大学生による回答

「基礎が身について、演習力があればOK!」

あれこれ手を出すよりは、今まで使用してきた単語帳や問題集を駆使することをオススメします。基礎がきちんと身についていて演習力も備わっていれば、合格点を取ることは十分に可能です。

「とにかく過去問!問題集はその後です。」

とにかくまずは過去問です。過去問で出題された問題を頭に叩き込めば、同じ問題が出ないとはいえ、少し形を変えて出題されることはあります。そのうえで、よく出る問題への対応力を強化するために、問題集を使うといいでしょう。

from編集局

入試直前期の子どもは、不安に揺れ動いています。安心して本番に臨めるよう、自信を持たせる言葉をかけましょう。あまり会話がなくても、ちょっとした保護者の言葉で子どもの心は安定します。また、食事や生活リズムの面でももちろんバックアップを。
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