後悔させない「大学」の探し方

子どもの人生にとって重要なポイントとなる「大学選び」。保護者として知っておきたい、「大学」の探し方をお伝えします。
保護者として 大学のどんなところをチェックすべき?
高校生にとって、大学は「未知の世界」です。大学について考えるといっても知らないことが多すぎてどう決めたらいいのかわからず、「聞いたことのある大学名だから」「なんとなくイメージがいいので」といった理由で、志望校を決定してしまう高校生も多いのが現実です。将来、子どもを後悔させないために保護者が知っておきたいこととはなんでしょうか。大学についてのチェック観点をまとめてみました。
大学のチェック観点
観点 | 知っておきたいこと |
---|---|
大学の教育理念 | どのような特色を持った教育をしているのか、どのような人材を育成しようとしているのか |
学部・学科 | どのような学部・学科があるか、何が学べるのか |
就職・進学・資格 | 卒業生の就職先、大学院の設置状況、どのような資格が取得できるか、就職や資格取得のサポートはあるか |
入試 | 入試制度、どのような選抜方法があるか、入試科目、難易度 |
学費 | 4年間でどのくらいかかるか |
キャンパス所在地 | 立地条件、環境、学部や学年によってキャンパスは変わるか |
大学の探し方(1) 学べる学問から考える
「大学で学びたいことは何か?」をまず考え、「その学問が学べる大学がどこにあるのか?」を探していく方法です。「学びたいこと」は、まずは大きく学問系統(例:法学系統、理学系統など)で考えさせましょう。候補となる大学・学部が見えてきたら、より細かく、どのような学問分野が学べるのか、あるいは、盛んな研究内容などを調べていくといいでしょう。
大学の探し方(2) 所在地から考える
今住んでいるところや、将来子どもが住みたい場所などから、行きたい大学を探してみるのも手です。保護者にとって「自宅から通える範囲にしてほしい」などの要望がある場合には、子どもと相談しながら、所在地から探してみるといいでしょう。
大学の探し方(3) 難易度から考える
子どもの成績や難易度(偏差値)から大学を探す際に気をつけることは、現状の成績をもとに考えるのではなく、今後の「伸びしろ」を考えること。子どもはどうしても「今の成績」から考えがちですが、保護者としては可能性を狭めることのないようにアドバイスしたいものです。
さまざまな条件から大学を探してみましょう
数多くの大学のなかから希望に合った学校を探しだすのは大変なことなので、子どもに合った大学選びをサポートしてあげたいものです。マナビジョンには、学びたい学問やエリア・都道府県、難易度などから大学を探す便利な機能があります。「大学を調べる」ページから条件を指定して検索してみましょう。