志望大選び “うまくいく家庭”はここが違う! 情報収集力編

そろそろ子どもが志望大を決める時期。後悔しない選択をさせるには、家庭のサポートも大切です。保護者としておさえておきたい、志望大選びのポイントを探ってみました。

“うまくいく家庭”はここが違う 情報収集力が違う!

学校・塾・インターネット… 大学情報を一緒に収集

後悔しない志望大選びのためには、複数の大学を比較・検討することが大切です。子ども1人にまかせず、保護者も学校や塾、インターネットなどを活用して積極的に情報収集しましょう。検討材料がたくさんあればあるほど、子どもも保護者も納得のいくチョイスができるはずです。

保護者の声

今の受験は、自分が経験した大学受験とは大きく様変わりしている。ある程度の知識がなければ子どもの相談にも乗れないので、大学の入試説明会には極力出席するようにした。 (愛知県/H・Y/女性保護者・49歳)
進路に関する子どもの希望がある程度決まったら、インターネットで一緒に大学情報を集めた。
(福岡県/M・S/女性保護者・44歳)

こんなとき、どう調べる? 先輩保護者の情報収集術

子どもが行きたがっている大学の学費を調べるには?

同じ塾の先輩保護者にいろいろ話をうかがうことができた。思いがけないところで費用が必要だとわかって、とても参考になった。
(大阪府/N・F/男性保護者・41歳)
学校から受験指導があり、「国公立大で自宅通学の場合でも、入学費用などで100万円以上はかかります」と聞いた。そのため、まだ志望大が決まらない段階からお金の準備だけは整えてあり、払い込みのときに慌てずに済んだ。
(北海道/T・C/男性保護者・53歳)

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大学受験にかかるお金や、大学の学費について知ることができます。

推薦入試・AO入試(2021年度より学校推薦型選抜・総合型選抜)…今の入試制度がよくわからない

先輩保護者から大学受験に関する生の声を聞いた。「センター試験(2021年度より大学入試共通テスト)は、必要最小限の科目以外にも受けておくと、緊張がほぐれていいらしい」など、細かい情報をいろいろキャッチできた。
(埼玉県/Y・A/女性保護者・52歳)
複数大学が参加する大学フェアに参加して、資料や願書をもらったり、進路相談を受けたりした。また高校で開催された保護者セミナーにも参加したので、入試制度に詳しくなれた。
(神奈川県/T・K/女性保護者・49歳)
子どもが通っていた予備校から公募制推薦入試(2021年度より学校推薦型選抜)に関する情報をもらっておいたおかげで、年内の早い時期に合格を決めることができた。
(大阪府/E・H/女性保護者・47歳)

こんな時代だから…大学卒業後の進路が気になる

有名私立大か標準国立大かで悩んだときに、両大学の就職状況を大学のホームページなどで比較。大きな差がないとわかったので、国立大を第一志望に決めた。
(栃木県/Y・A/女性保護者・49歳)
大学生の子どもを持つ先輩保護者から、学校によって就職支援状況がかなり違うことを教わった。いろいろアドバイスをもらいながら、就職のための環境が整った大学・学部を選んだ。
(埼玉県/M・I/女性保護者・56歳)
各大学のパンフレットに、取得できる資格の一覧表が載っていたので、子どもの希望を聞きながら将来につながる大学を一緒に選んだ。
(東京都/S・H/女性保護者・45歳)

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就職に有利な大学・学部を選ぶポイントがわかります。

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