新学期に向けてリセット!成績アップ直結の三大整理術

夏休みも終盤に入り、そろそろ2学期の準備を始めたいところ。宿題が一段落したら、机の上や引き出しの中の片づけ、1学期の勉強の反省点と改善点の洗い出し、2学期にやるべきことのリストアップなど、身の回りの整理に取り組もう。それぞれどうやって進めればいいか、解説しよう。

その1 机の整理で学習効率アップ!

教科書やノート、授業で配られたプリントなどを、机の上に出しっぱなしにしていると、いざ勉強を始めようとしても、なかなか集中できないもの。探し物をしてもすぐに見つけられず、ムダな時間を過ごすこともある。まずは、机の上を片づけて、勉強の効率をアップさせよう!

整理整頓のコツは、「必要なものを取りやすい環境をつくる」ことと、「集中力を妨げるものを机の上に置かない」こと。下記の流れに沿って片づけてみよう。

  1. 机にあるものを「使っているもの」「使っていないもの」「勉強に不必要なもの」の3つに分類しよう。


  2. 「勉強に不必要なもの」(マンガ、ゲームなど)は机の下や押し入れなど、勉強する際に目に入らないような場所に移す。


  3. 「使っていないもの」(前年までの教科書、ノート、プリントなど)は、さらに「保存するもの」と「捨てるもの」に分けて、保存するものは机の下や引き出しなどの場所に移す。


  4. 「使っているもの」(今の教科書やノートなど)は、机の上の目に留まりやすい場所に並べておく。

1学期にもらったプリントは、「使っていないもの」に分類して、科目ごとにファイルにまとめて、机の下や引き出しにしまっておくといいだろう。

その2 勉強時間の整理をして学習効率をさらにアップ!

1学期中にあまり勉強をしなかった、もしくはできなかったという人は、家に帰ってから、勉強にどのくらいの時間を充てられたかを振り返ってみよう。部活や学校行事などで忙しくて、思い通りに勉強できなかった人もいるのではないだろうか。そんな人は2学期に入る前に、1日ごとの勉強時間を見直しておこう。

普段、なかなか勉強時間を取れないという人は、帰宅後の時間やスキマ時間を活用できないか考えてみよう。例えば、家に帰ってからひと休みするとだらけてしまいがちなので、帰宅後すぐに机に向かって課題に取り組んだり、翌朝早めに起きて英単語を暗記したりと、有効に使えそうな時間を見つけて勉強するといいだろう。

また、「定期テスト期間中なのに、1科目の勉強だけで1日が終わってしまった」という日がある人もいるのではないだろうか。そんな人は、その日の勉強計画を「内容」で考えるのではなく、「時間」で決めてみよう。例えば、「今日は数学と英語を○時間ずつ勉強する」といったように、時間を区切ることによって、ダラダラ勉強することがなくなるはずだ。

その3 やることリストの作成で1学期に果たせなかったことを整理!

勉強以外にも、1学期にやりたかったけれど、できなかったことがある人も多いはず。例えば、図書室にある好きなジャンルの本を読むとか、進路室に行って大学の資料を調べるなど。冬休みに「またやりそびれた」と後悔しないために、2学期にやりたいことのリストをつくって、いつも机の目のつくところに貼っておこう。

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