気持ちを落ち着かせるために 受験生にかける8つの言葉

志望校合格のその日まで、がんばり続ける受験生に贈る8つの言葉。緊張して眠れない夜に、そして受験当日の朝に見て、自分を励ましてほしい。

先輩たちが受験生に贈る、8つの言葉

入試本番に臨む受験生に向けて、大学生の先輩からたくさんのエールが届いている。激励の言葉を噛み締めて、ラストスパートを走り抜けよう。

先輩が贈る8つの言葉

1.緊張しない人なんていない


この1年、入試当日に向かってがんばってきたわけですから、緊張しないわけがないですよね。無理に「緊張しちゃダメだ」と思うのではなく、「緊張するものだ」と割り切ってしまいましょう。気持ちが少し楽になりますよ。
ここで、これまでのがんばりを思い出してみましょう。初めは新品だった参考書も今ではボロボロに、でも手になじむようになっているのではないですか。それこそ自分ががんばってきたあかしなのですから、自分を信じましょう。

2.不安はただの足かせ


何か1つでも不安に感じると、あれもこれもと、心配事がどんどん増えていきます。でも、それはみんな同じですし、僕だってそうでした。不安を引きずっているようだと、本番で本当の実力を発揮できません。入学後の大学生活を想像して、前向きな気持ちで過ごしてください。振り返ってから悔やむのは、試験が終わってからでも遅くないですから。

3.自分を支えられるのは自分だけ


合格するかどうかなんて、学校の先生にも、予備校の講師にも、だれにもわかりません。自分の手でつかみ取るしかないのです。「どんなことがあっても合格する!」、そういう心構えで自分を支えてください。無理をしても、笑っていてください。自分が一番できるんだと思い込んでください。最後の最後に頼れるのは、自分自身ですよ!

4.足を止めずに、最後まで歩もう


今のがんばりが、将来の夢や目標をかなえることにつながります。ここまでがんばってこられたのも、かなえたい思いがあったからではないですか?立ち止まっていては何も始まりません。「何が何でも合格するぞ!」と思える人が、最後まではい上がっていけるのです。

5.人事を尽くして天命を待つ


私の好きな言葉は「人事を尽くして天命を待つ」。できる努力をやり尽くしたら、後は運命に任せてただ待つのみ、という意味です。今、皆さんがすべきなのは、入試に向けて勉強すること。合格通知を見てガッツポーズをしている姿を想像しながら、もう少しの間だけがんばってみてください。

6.苦しい期間ももう終わり


長かった受験生活も、もう終わりですね。これまで苦しいことがたくさんあったと思いますが、ここまできたら、あとは入試会場で力を尽くすだけ。いつもの自分を信じて、1点でも多く取るつもりで目の前の問題にぶつかっていきましょう。

7.受験生活は人生の糧


受験生活に、無駄な努力なんて1つもありません。つらい経験や我慢の積み重ねは成長につながります。受験生活で得られるものは勉強の成果だけではないのです。絶対に今後の人生に役立ちますから、あきらめずに前に進んでください。

8.あきらめなければ逆転できる!


何より大切なのは、あきらめないこと。ありふれたことですし、何度も言われているかもしれませんが、私自身が受験を通して実感しました。私も友達も、模試の不利な判定を覆して合格を手にすることができたからです。最後まで結果はわかりませんから、全力で挑んでみてください。

これまでのがんばりをたたえてエールを贈ろう!

どの言葉も、入試目前の受験生には心に響くものがあったのでは?
もし周りに入試を控えた友達や家族がいたら、こんなすてきな言葉をかけてあげたいものだね。
ただ、ナーバスな時期でもあるので、声かけのタイミングや言葉には注意が必要だ。「がんばって」という励ましも、順調なときはうれしく力になるが、落ち込んでいるときにはかえってプレッシャーになることも。「大丈夫?」と様子をうかがったり、「もっとがんばらないと…」「このままだと…」とはっぱをかけたりするのも、この時期にはNGだろう。
これまでの取り組みやがんばりをねぎらってあげることが、きっと受験生の自信につながるはずだ。

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