「全然勉強してない」なんてウソ 今日から始める抜け駆け勉強法

「全然勉強しなかったー」。聞き覚えのあるこのセリフ…。「全然勉強しなかった子」が高得点をバンバンたたき出している現場に遭遇した経験のある人も多いはず。「私と同じ生活しているはずなのに、どんな勉強しているの…?」「帰るのも遅いはずなのに、いつ勉強しているの…?」。今回は、そんな友達の効率的な勉強法を大公開!

「全然勉強しなかったー(昨日はね。笑)」

高得点をたたき出している人たちは、「全く勉強しなかった」というウソをついているわけではない。できる人は「毎日、少しずつの積み重ね」をしている。英語ならば、毎日10単語ずつ、数学ならばその日習った公式を3問解いてみるなど、その日に学んだことを、その日のうちに自分のものにしているのだ。

そう、つまり、「(いつもコツコツ勉強しているから、昨日も少し振り返りをしただけで、)全然勉強しなかったー」のである。

「予習してないやー(ポイントは押さえてきたけどね)」

毎日、予習で英文や古文、数学の問題をノートに写して「それだけ」で「予習をした気になっている」人はいないだろうか?

予習とはそもそも「自分のわからない部分を明らかにする」ための学習である。部活で時間がないのであれば、中途半端に問題をノートに写すのではなく、次の授業の範囲を簡単に読んでおき、意味がよくわからなかった熟語、理解ができなかった公式に印をつけておこう。それだけでも重要な予習になる。その印があるところは特に集中して聞くようになるし、復習の際にも重点的に振り返りができるのである。

そう、つまり、「(簡単に目は通してよくわからない部分は把握してるけれど、それ以上の)予習してないやー」なのである。

「ずっとスマホ(勉強アプリ)してたー」

「電車の中ではいつもゲームをしてしまう…」「ついついSNSをチェックして時間をつぶしてしまう…」。そんな人も多いだろうが、できるあの子の過ごし方は少し違うかもしれない。

忙しいのにできるあの子は、スキマ時間の使い方がうまい。ずっとスマホを触っているように見えても、スマホで英単語や古文単語を覚えているかもしれない。社会や理科の暗記問題を繰り返し解いているかもしれない。ただ何となくスマホを眺めながら過ごしてしまっている時間があるのなら、その時間で復習を済ませてしまえばいいのである。

そう、つまり、「ずっとスマホいじって(今日の英単語と古文単語のノルマは覚え)たー」のである。

キミも今日から始めてみてはどうだろう?

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