入試実戦力養成期に最適!過去問から始める実戦力養成法

2学期が始まって、受験勉強への気持ちが高まっている頃ではないだろうか。今回は、過去問を活用した「入試実戦力養成法」について紹介しよう。

STEP1 志望校の出題傾向を把握しよう

まずは、志望校の出題傾向を把握しよう。志望校合格に向けて効率よく学習するためにも、実際の入試問題で、どのような問題が多く出題されてきたかを知ることが重要だ。

STEP2 自分の弱点分野を把握しよう

学校の授業では、着々と教科書の各単元が終わっている人も多いだろう。しかし、学んだ公式や用語は、覚えるだけでなく、問題を解くなかで活用することができて初めて、受験に立ち向かえる力となる。

そのために、まずは弱点分野を把握することが大切だ。学校の定期テストや模試の結果から振り返りを行い、弱点分野をあぶり出そう。
出題傾向と自分の弱点分野とを照らし合わせることで、優先的に対策すべき箇所がわかるはずだ。

進研模試/ベネッセ総合学力テストを受験した人は、マナビジョンの「進研模試 デジタルサービス」を利用することで、分野別の得点状況などがひと目でわかるぞ。

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STEP3 実戦力養成に志望校レベルの大学の問題を解こう

弱点分野の対策には、定期テストや模試の解き直しが有効だ。一方で、実戦力の養成という意味では、志望校と似たようなレベルの大学の問題を解くことも効果的だ。同じ問題ではなく、豊富にある大学入試問題から弱点分野の類題に取り組むことで、実戦力を身につけることができる。

志望校レベルの大学は、学校の先生に聞いたり、マナビジョンの「偏差値一覧」などを活用して探してみよう。

先輩が実践した秋の過去問活用術!

先輩たちのなかにもこの時期に過去問を活用していた人がたくさんいる。どのような活用をしていたのか、参考にしてみよう。

先輩の体験記

過去問で明確な目標設定をする

過去問を購入したのは9月頃で、問題の傾向をつかむためにひと通り解いてみました。解けない問題が多くてショックを受けましたが、この時期に過去問をひと通りやったことで攻略すべきポイントがわかり、勉強にもより明確な目標ができました。
過去問研究で出題傾向をつかんでおく

過去問を8月くらいに購入し、ざっと見て、9月頃にちょっとずつ解いてみました。最初はまるっきりできなかったのですが、解いてみたことにより出題傾向をつかむことができました。そのあとは普段使っている参考書を利用し、出題傾向と似た問題を意識しながら解きました。12月頃にもう一度解いて実力を確かめ、他学部の問題も解いてみるといいでしょう。

先輩たちのように、早い時期に一度過去問を解くことで、目標設定を明確にしたり出題傾向をつかんだりすることができる。

時間に余裕のあるうちに、志望校の出題傾向を把握し、似た問題を解いておくことで、受験勉強を戦略的に進めよう。

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