合格する人はもうやっている!受験勉強スタートダッシュ法

受験勉強のスタートが早ければ早いほど、志望校合格の可能性は高くなる。そこで今回は、高2の今からすぐに始められる受験対策法を紹介。周りよりもひと足先に、受験勉強のスタートダッシュを切ろう!

難関大に合格した先輩は「今」この時期に始めていた!

次の円グラフを見てみよう。難関国立大に合格した先輩が、いつ受験勉強を始めたのかを示したグラフだ。最も割合が高かったのは高2の2学期の間。全体のおよそ34%を占めている。受験勉強を始めた時期が早ければ、それだけ苦手分野の克服や各科目の基礎固めに時間を使える。すると受験期の後半は、志望校の出題傾向に沿った対策にじっくりと取り組める。では、具体的に何をすればいいのか。簡単に始められるものから、順を追って見ていこう。

難関国立大に合格した先輩が受験勉強を始めた時期

※上記データは、2022年度入試における難関国立大合格者の、高校2年時点でのスタディーサポートの回答から算出。

【初級編】これだけは、今すぐ始めよう!

①目標を紙に書く

受験勉強を支えるのは、「この大学に行きたい!」と思う気持ち。勉強を始める前に目標とする大学を紙に書いて、目のつくところに貼っておこう。やる気がグッと高まるぞ。

②受験生の部屋にする

すぐに勉強に取りかかれるほど、まだやる気が出ていない。そんなキミは「環境づくり」から始めよう。マンガやゲームを目につかないところに片づけて、机もキレイに整理したら、受験生仕様の部屋のできあがりだ。

③「先輩の勉強法」を見て作戦を立てる

受験勉強は、作戦なくして成功なし!何から手をつければいいかわからない人は、マナビジョンの「気になる大学のこと!先輩の口コミ」の「入試対策レポート」を参考にしよう。志望校に合格した先輩が、どのように勉強していたのか教えてくれているぞ。

【中級編】ライバルに差をつけられるのはココ!

①受験勉強の計画を立てる

例えば「夏休みの間に基礎を固める」「秋からは実力演習を増やす」など、時期別の計画を立てておくと勉強の方針がブレなくてすむ。そのほか、「英語の苦手意識をいつまでに克服する」という達成目標を考えるのもオススメだ。

②過去の模試を復習する

過去の模試で間違えた問題を分析し、自分の弱点を把握しよう。そうすれば、今後どの分野に力を入れるべきかが見えてくるはず。①の計画を立てるうえでも、とても大切だ。

③英単語・イディオムを暗記する

多くの先輩が「絶対に早く始めた方がいい!」と口をそろえて言うのが、英単語とイディオムの暗記だ。覚えるのに時間がかかるし、英語はどの大学でも配点が高いので、早めに手をつけて損はない。「1日○個」と目標を決めて取り組もう。

【上級編】志望校の入試を研究する

志望校の過去問を「チラ見」しよう

志望校・学部がハッキリ決まっている人は、過去問を見て「どんな問題が出題されるのか」調べてみよう。問題を解く必要はない。それよりも、「英語は長文の文章量が多い」など、大まかな傾向をつかむことが大切だ。

「まだ受験勉強を何も始められていない」という人は、今日からすぐにできる初級編から始めてみよう。高3になる前に一歩でも踏み出しておくことがオススメだ。

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