先輩アドバイスに学ぶ!あと5点アップの得点テクニック<問題文を正しく読もう!編>

本当は答えられたのに、問題文をきちんと読まなかったせいで減点されてしまった…。こんなミスは、ゼロにしたくないだろうか。今回は、ケアレスミスの原因になりやすい「問題文の読み方」について、先輩のアドバイスを交えながら解説していこう。

こんなミス、身に覚えがあるなら要注意!

  • 番号や記号で解答する問題なのに、内容を記述してしまった


  • 数学の証明問題で、式を省略してしまい減点されてしまった


  • 複数選択の問題なのに、1つしか選択していなかった


  • 間違った選択肢を選ぶ問題で、正しい選択肢を選んでしまった

どれも、問題文を読み間違えたり、読み飛ばしたりしていなければ防げたミスだ。こうしたミスに対して、どう対策すればいいのか詳しく見ていこう。

問題文に書かれた「解答の要件」を必ずチェックしよう

どんな問題でも、「記号で答えなさい」「証明しなさい」「○字以内で述べよ」など、「どのように解答するか」が必ず明記されている。ここさえ見落とさなければ、つまらないミスはなくなるはずだ。こうした見落としを防ぐいい方法を、先輩がアドバイスしてくれたぞ。

先輩のアドバイス

問題文の大切な部分(「求めよ」と指示されたもの、答えの単位、〇〇でない、○字で答えよ)や、解答のヒントになりそうな部分に線を引くのがいいと思います。
ただ読むよりも、線を引きながらの方が注意力は増すし、見直しもしやすくなりますよ。
問題を解き終えたら、すぐに見直しをするクセをつけましょう。もちろん、問題文と解答のセットで。例えば数学で、「すべての解を答えよ」と問題文に書かれているのに、1個しか解を挙げていなかったら、少し怪しいですよね。忘れる前に、その場でざっと確認するのがオススメです。

一番は、焦らず、落ち着いて問題を解くこと。解けると思い込んだ問題ほど、こうしたミスをしてしまうものだ。せっかちにならず、確実に解答しよう。

問題文の中に、ヒントが隠されていることもある!

問題文をよく読めば、ケアレスミスがなくなるだけでなく、解答がより頭に思い浮かびやすくなるケースもある。問題文に隠されたヒントについて、先輩が以下のようにアドバイスしてくれたぞ。

先輩のアドバイス

テストでよく見かけると思いますが、現代文には「どういうことか」を問う問題と、「なぜか」を問う問題があります。前者は該当部分の「言い換え」が求められる一方で、後者は「理由」が求められます。それぞれ解答のまとめ方が違いますし、参考にすべき本文の箇所も違います。問題文での問われ方に気をつけて、どちらのパターンを選べばいいのか考えれば、正答率が高まると思いますよ。

同様のヒントを探せるのが、英語。長文読解の問題文に載っている固有名詞・キーワードを拾うと、解答の根拠となる本文の箇所が探しやすくなるはずだ。

今回紹介した方法を、次の模試やテスト、普段の問題演習でさっそく試してみよう!

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