【模試復習方法】 反面教師から学ぶ「やっときゃよかった 」を防ぐ活用術

高2生になると模試受験の機会が増えてくる。1回1回の大切な模試を「受験に使わない教科はテキトー」に受験して、「結果は判定見てオワリ」にしていないだろうか?忙しくても、受験にそんな油断や甘えは禁物!今回は、先輩が「やっときゃよかった」と後悔している模試復習法を紹介しよう。

「やっときゃよかった…」先輩の模試活用失敗体験談

1年後の受験に向けて気持ちが高まってくる高2の秋。

この時期にどんなふうに勉強に向き合ったか、どんな勉強をしたかが、受験に大きな影響を与える。この時期の先輩の失敗体験談を読んで、同じ失敗を繰り返さないように対策しよう。

先輩の失敗体験談

模試復習の効果に驚愕!もっと早くやっときゃよかった…


高3生になるまで、まともに模試の復習をしたことがありませんでした。しかし、先生に言われて苦手教科だった数学について模試の復習に取り組みました。できなかった問題を復習ノートにまとめ、週に1回は繰り返し解くようにしました。すると苦手だったはずの数学の成績がどんどん上がっていきました。受験前にはこのノートを見返すことで、重点的にポイントの復習もできましたし、もっと早く模試の復習をやっておけばよかったです。

「いらない教科」をつくって後悔。模試の復習くらいしておけばよかった…


私は、志望校を早くから私立大理系に絞り込んでいたので、受験には地理歴史は使わないと考えていました。模試の受験でも文系教科は「いらない教科」として、まじめに受けていませんでした。しかし、高3生になって、あることをきっかけに志望を「文学部心理社会学科」に変更。文学部の入試科目には、地理歴史が必要ということに気づきました…。地理歴史は苦手だったので、模試も判定の確認だけして復習などは手つかずもいいところでした。さらに地理歴史が必要なく、国数英の3教科で受験可能な共通テスト利用入試・全学部入試は、ともに合格者の枠がとても狭いことを知ってがく然としています。もっとまじめに志望校を考えて、模試の復習くらいはしておけばよかったです。

模試は知識の抜けモレをピンポイントに指摘してくれる試験。まだ志望校の定まりきっていない、高2生のこの時期は5教科をバランスよく取り組んでおくことが重要だ。

効果テキメン!受験につながる模試復習法!

そんなことを言っても「全教科対策するのは、時間がない…」という人にオススメなのが、ポイント模試復習法!模試の成績表に隠れたキミの苦手分野を集中的に対策することで、受験につながる勉強をしよう!

ポイント1 へこみを解消!

教科バランスの5角形はいびつになっていないかな?

今の段階で受験教科を固めてしまうと、今後志望校が変わったり、併願校を検討したりする際に大きな制約がかかってしまう可能性がある。高2生のうちは、各教科ともバランスよく得点できるように、へこんでいる教科の復習を重点的に実施しよう。

ポイント2 全国平均より低い教科を重点補強!

全国平均得点率「-◇-」を大きく下回っている分野はないかな?

全国平均得点率から大きく下回っている分野や対策が必要な分野、「▼」がついている分野は、「苦手」になっている分野だ。得意教科であっても、分野別に自分の実力を確認して、改善すべき苦手分野がないか、確認しておこう!

ポイント3 優先度の高い問題からポイント復習!

進研模試/ベネッセ総合学力テストには、Web上でポイント復習ができるさまざまな機能がある。自分ではわかりにくい「優先して取り組むべき問題」をピックアップしてくれるので、効率的に弱点を克服することができるよ。

  • 成績結果から、キミ専用の「復習優先問題」をリコメンド!


  • デジタルならではの「動画解説」や「ナレーション解説」、「英語リスニング音声」などで復習をサポート!


  • +α(アルファ)の学習コンテンツで、次回に向けて基礎知識を補強!




利用するには、マナビジョンにログインし、「成績・学習」から「進研模試/ベネッセ総合学力テスト」をタップしよう。
※2025年4月より「成績・学習」から「テスト・教材」に名称が変更となります





忙しいこの時期には、優先度をつけてポイント復習をし、苦手を残さず受験に臨める体制を整えよう。余裕のある人は、先輩の失敗体験のようにならないために、今のうちから志望校や併願の可能性がある学部の入試科目を調べておこう!

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