短期決戦で遅れを取り戻せ!夏の追い込み勉強法

夏休みは受験の天王山!なのに、夏休み前に立てた計画通りに受験勉強が進んでいない…という受験生必見!残り日数別に、ここからどう立て直して、追い込むかの学習プランを2つ紹介しよう。

【残り15日間プラン】良問ぞろいの模試を復習してみる

「残り15日間で、すべての科目や分野の復習を終えたい!」と思うなら、模試を活用して一気に巻き返しを図ろう。模試は入試本番を想定してつくられるもの。だから良問がそろっていて、間違えた問題を復習すれば、効率よく苦手を克服できる。また、今までに受けた模試を見直すことで、意識していなかった弱点を発見できることも多い。


模試を復習するなら、次の順番で取り組んでみよう。


  1. 1.模試の結果を見直して、間違えた問題、不安な分野を見つける

  2. 2.教科書を読み直したり、基本問題を解いたりして、見つけた弱点分野を復習する

  3. 3.模試の問題にもう一度チャレンジし、解けるようになっているか確認する


実際に、先輩たちはどのように模試を勉強に取り入れたのか、例を見てみよう。

先輩の体験記

効率のいい学習に模試は欠かせない


模試を受けっぱなしにして、活用しないのはもったいないです。受けた模試を復習すれば、得意分野、苦手分野、志望校までの力の差、改善すべき点とこれからの勉強法の方向性が、すべてわかります。私は面倒くさがりだったからこそ、模試の復習を通して力を入れる分野を考え、効率よく勉強を進めました。模試も教材の1つだと思って、有効に活用してください。

スキマ時間に、何度も復習!


苦手な公民は、模試の問題と解答をセットにして持ち歩いていました。スキマ時間にサッと復習できるため、苦手克服を進めやすかったです。また、教科書に載っている用語や説明文のうち、模試で出題された部分にはマーカーを引くクセをつけました。実際に出題されるポイントがひと目でわかり、復習時に何を覚えればいいのか迷わなくなりました。

【残り7日間プラン】1科目・1分野に絞って勉強してみる

残りあと1週間で、ある程度の成果を残すには、手当たり次第に勉強してもムダ。「1科目・1分野」に絞って勉強するのがオススメだ。「復習しなきゃ」と思っていた科目、模試でいつも点の取れない分野など、優先度の高い科目・分野に取り組もう。

例えば先輩は、以下のように勉強範囲を絞っていたようだ。

先輩の体験記

「日本史強化週間」で知識を完璧に!


夏休み中、1週間だけ「日本史にしか取り組まない期間」をつくりました。復習する範囲を決めて、教科書を2周。流れが理解できないところは参考書も読み、それから問題集の練習問題を解きました。仕上げとして、最後にもう1周教科書を読めば、その範囲は完璧に!1日6~8時間くらい取り組んで、江戸時代まで進められました。

英語は「英単語の暗記」に重点を置く


残り1週間で何をするか考えたときに、「英単語をたくさん覚えておけば、絶対に力になる!」と思い、英単語の暗記に力を入れました。単語集の覚えた単語は蛍光ペンでマーク。ページを塗るたびに達成感を味わえて、モチベーションを保ちやすかったです。夏の間に語い力を伸ばせたため、秋に始めた長文読解で困ることがほとんどありませんでした。

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