高1生のお悩み相談室 ~高校初の定期テスト対策~

高校生のみんなが抱えている悩みは、先輩たちも同じように悩み、乗り越えてきたはずだ。そこで、この時期にありがちな高1生の悩みと、先輩たちからのアドバイスを紹介しよう。ぜひ、キミの「今」に役立ててほしい。
いよいよ高校初の定期テスト。…待って!どう勉強したらいいの!?
5月は高校生になって初めての定期テストの時期。中学と何が違うんだろう?どんな勉強をすればいいの?周りのみんなも初めて経験するだけあって、手探り状態に陥りがちだ。
お悩み1 教科書に準拠した問題集がなく、初見の問題を解くことになるのが不安…
中学までは、教科書に準拠した問題集を使ってテスト対策を積み重ねていましたが、高校では準拠型の問題集を入手できず困っています。試験で初めて見る問題に取り組むとなると、点数が取れるか心配です…。
これまでの勉強法が使えなくなってしまったことで、テスト本番に向けた対策ができず、途方に暮れているようだね。
先輩の回答1 授業ノートをすべて見直してみよう
定期テストは今まで学校で習った範囲から出るはずです。中間テストなら、4月から5月の範囲だけなので、かなり絞られますよね。
なので、授業ノートを見返しながら「このポイントは難しかったな」「この範囲は得意だったな」など、授業の内容をしっかり確認するようにしましょう。
学校によって授業の問題をそのまま出すのか、類題として初見の問題を出すのか違いはあると思いますが、これだけでテスト勉強はかなり進むはずです。
先輩の回答2 問題集がなければ自分でつくってみよう
難しい問題をつくる必要はありません。例えば英語なら、
習った文法の大事な部分の単語を隠して、穴埋め問題にする
英文を和訳した部分で、重要な単語や語法を、オレンジペンで記入して赤シートで隠せるようにする
これから勉強する部分はオレンジペンを活用して赤シートで隠せるノートにすると、わざわざ問題集をつくらなくてもよくなりますよ。問題をつくろう!と考えるだけでも頭を使うので、記憶に残りますよ。
問題集に頼らない勉強法はいろいろある。まずは基本を押さえることが大切。次は、かわいらしいけれど本人にとっては深刻!なお悩みだ。
朝ごはんは食べているのに…おなかが鳴りそうで授業に集中できない!
お悩み2 朝ごはんをたくさん食べてもすぐにおなかが空いてしまう…
授業中におなかが鳴りそうになると、授業に集中できません。おにぎりやパンを持っていって食べていますが、このままでは太ってしまいます…。
先輩の回答 少しの量を何回かに分割して食べよう
頭を使うと糖分を消費するのでおなかが空きます。たくさん食べてしまうのが心配なら、こんにゃくゼリーやドライフルーツなどを1つ休み時間に食べるとちょうどいいでしょう。カロリーが低くて腹持ちのいい食べ物がオススメです。
また、おなかが鳴ってしまうことを、友達に普段の会話のなかであらかじめ伝えておくのも有効ですよ。
炭水化物や糖質が多い食べ物は、かえっておなかが空きやすくなると言われている。バナナヨーグルトやオートミール、ゆで卵、納豆など、タンパク質や食物繊維の多い食べ物は満腹感が続きやすいので、朝食に取り入れてみるのも手だ。先輩のように腹持ちのいい小分けのおやつを持ち歩くと安心だね。
先輩のアドバイスは参考になったかな?
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