全国探究コンテスト連動企画 みんなの探究ライブラリ公開

2020年秋―冬開催の「全国探究コンテスト」に各地からエントリーした高校生たちの探究活動の成果を一挙公開!
のぞけばきっとキミの世界が広がる、みんなの実践ライブラリ
ここでは探究ライブラリの中から、注目の探究レポートを抜粋して紹介していくよ!
注目の探究レポート #タイトル:愛媛に帰ってこーわい!
<設定課題>
転入人口を増やし、老後を地元で過ごしてもらうこと。
<課題を設定した理由>
愛媛県は、近年大都市圏への進学や就職に伴う人口流出が進んでおり、ますます少子高齢化に拍車がかかっている状況だ。そこで愛媛県を活性化するために何かできないかと考えた。そこで、一度愛媛を離れた人に再び愛媛に帰ってきてもらえるような魅力や、県外から愛媛県に移住してもらえるような魅力を発信したいと考えた。進学や就職に伴い一度愛媛を離れた人、転入人口を増やすこと。さらに、愛媛の魅力を県民に再認識してもらうことで転出人口を抑えること。これらの課題を解決し、愛媛県の人口が増える上で社会に与える影響は、税収の増加による財政の安定、地域経済の活性化を始め、より良いサービスを県民生活に反映することができる。
<研究方法>
RESASで愛媛県と人口がほぼ同じ程度の沖縄県と流出人口を比較すると、人口増減にかなり差があることが分かった。次にWebサイトやクラスメイトへの聞き込みなどを参考に、愛媛県の魅力を発見した。そして、それらの魅力を活用したアイデアを考えた。
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注目の探究レポート #タイトル: 最高な勉強方法〜集中したいときこんな曲を聴こう!〜
<設定課題>
集中力が勉強中に必要なのは、音が関係していると思うからである
<課題を設定した理由>
テスト勉強をしているときに、自分はしっかり集中できているのかがわからなくなったことがあった。いつも勉強するときはよく音楽を聴いて勉強しているので、聴いている音楽が本当に集中に作用しているのかが気になったから調べてみたいと思った。また、今の学生などには勉強に集中できない人や、集中の仕方がわからない人もいる。そのような人を手助けすることで多くの人が勉強に意欲を持つことができ、未来の社会の貢献につながると考えた。
<研究方法>
アンケートはGoogleフォームを用いて小学生から大人まで72人を対象に実施し、「集中できる曲とは」などの集中力と音が関連した質問に答えてもらった。質問内容ごとに色々なグラフを作ったり、ピボットテーブルを用いて2つの質問の関連性を確かめた。
実験は自分を含め5人と協力して行った。内容は夏休みの課題を使って1時間勉強し、その時間や課題のページ数を計るというものだ。コミュニケーション英語では曲を聴きながらと聴かずに。古文では好きな歌手、知ってる歌手、知らない歌手。英語表現では歌詞がある曲、歌詞がない曲、自然音。現代文では静かな曲、明るい曲で課題ごとに何が1番集中できたのかを確かめた。
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