公立千歳科学技術大学/理工学部の詳細情報
学部単位の募集人員 240名※2年次秋学期に学科選択学科・定員・所在地
学科・定員
応用化学生物学科
電子光工学科
情報システム工学科
所在地
1~4年:北海道
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
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●学生たちの学ぶ意欲に応える
●学科選択は2年次秋学期。学びたいことを見つけるための科目を設定
●入学後、スムーズに学べるようにバックアップ
理学と工学を横断的に融合した実践的な学びが大きな特徴の一つ。エンジニアから技術に強いビジネスリーダーまで、社会が求める幅広い人材を育成します。
【学生数】
1078名(2024年5月現在)
【専任教員数】
51名(2023年5月現在)
【大学院】
理工学研究科/理工学専攻(博士前期・後期)
応用化学生物学科
【講義・学問分野】
高分子科学、細胞生物学、環境科学、機能性材料、応用化学生物学実験、基礎レーザー工学 など
電子光工学科
【講義・学問分野】
半導体基礎、エレクトロニクスデザイン、半導体デバイス工学、ロボティクス、システム制御論 など
情報システム工学科
【講義・学問分野】
ユーザビリティ工学、Javaプログラミング、情報システム工学演習、センサネットワーク、AIアルゴリズムとプログラミング、企業リテラシ、ソフトウェアデザイン など
学部の特色
学生たちの学ぶ意欲に応える
■少人数・体験型教育の重視
科学を学ぶ一番の楽しさは、「理論を実験で確かめていく」過程にあります。さまざまな困難に立ち向かいながら、自ら問題を発見し、解決していく……そうした経験を通じて、大きな成長を遂げることができます。
本学では、科学の学びの楽しさを実感でき、学生たちの可能性を伸ばす少人数・実験演習中心の授業を重視しています。
学科選択は2年次秋学期。学びたいことを見つけるための科目を設定
■理学と工学の基礎を学び、興味・関心を見つける
1年次には、理工学を学ぶ基盤となる「理学」と「工学」の基礎的な素養を広く身に付ける、学部共通の基盤教育を実施。9つの分野を幅広く学び、自分が興味・関心を持てる分野を見極め、2年次秋学期の学科選択に備えます。
入学後、スムーズに学べるようにバックアップ
■学びのサポート
専属の講師と学生チューターが常駐し、数学・物理・英語の個別学習サポートを実施。理工学を学ぶうえで必要な高校での未履修科目にも対応しています。また、4年生と大学院生が後輩をサポートするSA(Student Assistant)・TA(Teaching Assistant)や6万を超えるコンテンツでインターネット環境があればどこからでもアクセスできる本学独自のWeb学習教材(eラーニング)など、自分のペースで学べる環境が整っています。
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学べること
応用化学生物学科
化学・生物学を基盤に多様な分野に応用できる知識・技術を身に付け、持続可能な未来づくりに貢献する
現代社会が抱える課題を「理学」と「工学」で解決できる能力を養います。また、応用化学と環境・生物工学を柱に、柔軟な考察力・応用力を身に付けた人材を育成します。
【授業・講義】
基礎知識の修得に始まり、さまざまな科学技術分野に対応できる科目を設置
■応用化学生物学実験A〈2年次〉B・C〈3年次〉
化学・生物学の基礎を、物理・化学・生物の実験を通して理解を深めます。物理系は光学計測と光学機器、化学系は無機化学や有機化学、生物・環境系は水道水の水質分析をテーマに知識と技術を身に付けます。
■バイオ・マテリアル・インフォマティクスA・B〈3年次〉
化学・生物分野においても関連情報をコンピュータ解析することが必要です。ExcelやR言語による統計処理、Image Jによる画像処理、線形計画法、ポリマーの物性予測など、最新のインフォマティクスを研究します。
■有機化学A〈2年次〉
有機化学は、有機材料系の分野をめざす学生にとっては不可欠です。有機化学の基礎的原理や基本概念、アルカン化合物、立体配置と立体配座、ルイス酸・塩基など、有機化学の基礎となる考え方を学びます。
■環境科学〈3年次〉
生物環境物理学や生物地球化学を基礎に、水や土の性質、生物(植物)を通じた環境形成作用、酸性雨や気候変動などについて学びます。生物や環境の関わりを通して環境問題を理解し、その原因と解決策を考察します。
電子光工学科
光工学とエレクトロニクスの最先端を学び、モノづくり、システムづくりの発展に貢献する
光工学と電子工学を広く学び次世代のモノづくりを担うエンジニアをめざします。また、システムづくりに関する知識を修得し、プログラミングのスキルも養成します。
【授業・講義】
電気電子工学の基礎から光テクノロジーまでを学び、実践的な開発能力を修得
■アプリケーションプログラミング〈2年次〉
1年次で修得したプログラミングの知識を発展させ、Pythonによるアプリケーションプログラム開発の実践力を育成します。アルゴリズム・データ構造の知識やプログラム開発に必要な概念も学修します。
■電子光工学プロジェクト〈3年次〉
グループに分かれてプロジェクトに取り組むことで、エンジニアとしての資質を形成します。各プロジェクトテーマについて、文献調査や機器・ソフトウェアの操作を修得し、本格的な研究の準備を行います。
■光エレクトロニクス1・2〈3年次〉
光エレクトロニクスについて、その動作原理や社会実装、さらに光結合技術・光コネクタ技術などを学びます。光エレクトロニクス2では、レーザの原理や応用、最先端の光技術を学びます。
■ロボティクス〈3年次〉
ロボットのハードウェア構成や動力学、運動学、モータ制御技術など、ロボット工学の基本からロボット技術を構成する要素技術を体系的に学修します。また、IoT(モノのインターネット)社会とロボット技術の関わりについても学びます。
情報システム工学科
ICT(情報通信技術)の知識や開発力と人間力を兼ね備えた未来社会のリーダーとなる人材を育成
社会課題を解決できるICTを活用した新たなビジネスやサービスを創出する力を養います。また、ICTスキルと論理的思考力や協働の姿勢を身に付け、総合的な視点を持つ技術系リーダーの育成をめざします。
【授業・講義】
「考える力」を育み、総合的な視野を持った技術系リーダーを育成
■サービス科学〈2年次〉
サービス科学から見たサービスやサービス・イノベーションの概念、サービス改善のための課題抽出と解決へのアプローチ方法、情報システムを介したサービス提供の問題点や解決アプローチなどを学びます。
■AIアルゴリズムとプログラミング〈2年次〉
基本的なアルゴリズムから、さまざまな並び替え問題(選択法・バブルソート・基本挿入法・クイックソート)やオーソドックスなアルゴリズム手法を学び、アルゴリズムをプログラミング実装できるようにします。
■ワイヤレスネットワーク〈3年次〉
無線通信技術を理解するために、極短距離のNFC(Near Field Communication)からBluetooth、Wi-Fi、携帯電話、GPSまでの知識・技術を学びます。また、テラヘルツ通信や無線法規の概略を学修します。
■ハードウェアデザインプロジェクト/ソフトウェアデザインプロジェクト/サービスデザインプロジェクト〈3年次〉
学生がプロジェクトチームを編成し、ハードウェア、ソフトウェア、サービスについて、計画から立案・提案・課題解決などを行うプロジェクトを実施します。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
北海道千歳市美々758-65
入試広報課
(0123)27-6011(直)
【URL】
理工学部の主な就職先
イオン北海道、エコモット、エヌ・ティ・ティ・コムウェア、NTTデータ北海道、NTT東日本-北海道、札幌市職員、Japan Advanced Semiconductor Manufacturing、つうけん、テレビ北海道技術センター、DMM.com、東芝デジタルソリューションズ、凸版印刷 …ほか
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