公立鳥取環境大学/環境学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
環境学科(150名)
所在地
1~4年:鳥取
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
環境学部の偏差値を見るプロフィール
●自然環境保全、循環型社会形成、人間環境の側面から環境問題に取り組む
●動植物をはじめ、森林・河川・海洋まで、さまざまなフィールドワークを通して展開する実践的学修
●中学・高校教諭一種免許状(理科)が取得可能【教職課程】
「自然環境保全」「循環型社会形成」「人間環境」の3つの側面から、環境問題の全体像を学びつつ、専門をより深め、人と社会と自然との共生のための環境問題解決能力を養います。
1・2年次は環境学を学ぶうえで必要な数学や、フィールド演習を行ううえでの調査方法などの基礎科目を学びます。3・4年次では「自然環境保全」「循環型社会形成」「人間環境」の3つの科目群と教職課程によって専門性を高めます。
【学生数】
644名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
28名(2023年5月1日現在)
環境学科
【講義・学問分野】
自然環境保全概論、循環型社会形成概論、人間環境概論、環境学フィールド演習、環境と文明、環境経済学、地球観測学、気象学概論、動物行動学、化学実験、廃棄物学入門、環境とエネルギー、バイオマス変換論、都市住居計画、都市の自然環境形成、自然素材と環境、インターンシップ、環境学ゼミ・演習、卒業研究 など
入学者・卒業者数
入学者数
161人- 女子生徒数
- 65人
- 男子生徒数
- 96人
- 地元出身学生数
- 37人
- 入学者総数
- 161人
卒業者数
123人- 就職者数
- 127人
- 進学者数
- 14人
学部の特色
自然環境保全、循環型社会形成、人間環境の側面から環境問題に取り組む
環境問題の改善のためには、さまざまな学問分野の研究、実践が必要です。本学部では、「自然環境保全」「循環型社会形成」「人間環境」の3つの側面から、環境問題の全体像を学びつつ、専門をより深めていくことができます。
<学修分野>
●自然環境保全
生物や気象、地質、海洋など、自然環境に関する基礎学を体系的に学修するとともに、フィールドワークでの実習・演習を重視。大気、水、土壌、生物からなる自然生態系を調べ、健全な状態を維持する方法を探ります。
●循環型社会形成
廃棄物処理、環境に優しいバイオマスエネルギーの有効活用について考察します。また、行政や社会制度も学ぶことで、総合的に循環型社会の形成について学びます。
●人間環境
人が快適な生活をするために作り出してきた、住まいをはじめ、都市、まちづくり、景観、文化などの人間と社会をとりまく環境について、自然と持続的に共生するあり方を学びます。
動植物をはじめ、森林・河川・海洋まで、さまざまなフィールドワークを通して展開する実践的学修
「環境」を実践的に学ぶフィールドワークに1年次から取り組みます。本学部で学修する環境に関する幅広い専門知識の全体像を、フィールド体験を通して理解を深めるとともに、人と社会と自然との共生のための環境問題解決能力をはじめ、行動力やコミュニケーション力といった人間力にも磨きをかけます。
中学・高校教諭一種免許状(理科)が取得可能【教職課程】
本学部では、環境問題の改善に重要な“教育”に携わる人材育成を目的に、中学校・高等学校一種免許状(理科)が取得できる教職課程を編成しています。環境問題に関する深い知識と基本的理解を備え、創造力豊かで実験や実習ができる教員をめざします。
また、教員採用試験に特化した支援も充実。教職支援室を設置し、教職課程履修から採用試験まできめ細かくバックアップします。
<充実の教育サポート体制>
・教員採用試験に向けたセミナーの開催や筆記・面接試験の指導
・教職課程履修者専用のゼミ室を設置等の学修環境を整備
・全国模試を大学内で全4回から5回実施
・教職に関するボランティアの周知および斡旋
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学べること
環境学科
「環境」の専門知識と技術を学び、社会のために提案・実践できる能力を養うカリキュラム
学部共通科目を土台に、自然環境保全、循環型社会形成、人間環境の3科目群と演習科目(ゼミ・卒業研究)で構成するカリキュラム設定となっています。
●環境学部環境学科の4年間の学びと特徴
<主に1・2年次>
「学部共通科目」では、環境学部の専門分野の基礎を学びます。各専門分野の概論科目や環境学を学ぶうえで必要となる数学の基礎、またフィールド演習を行ううえでの調査方法などの基礎知識の修得をめざします。
<主に3・4年次>
卒業後の進路や資格取得など、将来の目標に合わせて必要な科目を学ぶことができます。
・自然環境保全系科目
・循環型社会形成系科目
・人間環境系科目
・演習科目(環境学ゼミ・演習、卒業研究)
・教職課程科目
【授業・講義】
環境学科の授業・講義一例
「環境学フィールド演習」
環境学部で学ぶ幅広い専門知識の全体像とフィールド活動の基礎的なノウハウを、体験を通して理解を深めます。そのため、3つの専門科目(自然環境保全系科目、循環型社会形成科目、人間環境系科目)の領域において、主要なテーマをバランスよく取り上げて学びます。
「自然環境保全概論」
自然生態系は、動物、植物などが構成する生物環境と、水、土壌、大気などが構成する非生物環境が互いに作用し合い、その中を物質が循環しながら成り立っています。授業では生物環境、非生物環境それぞれの構造や両者の相互作用、そしてそれらが健全な状態を保つために必要な対策などを具体例も交えながら考えていきます。
「バイオマス変換論」
水と二酸化炭素から光エネルギーを使って植物が生み出す有機物であるバイオマスは、さまざまなかたちで地球上に存在しています。このバイオマスが私たちにとって必要な物質に変換されるプロセスを中心に、多くの例を取り上げながら、原料の化学構造と変換技術、利用方法について解析します。
「景観計画と保全管理」
中山間部・山間部を対象に過疎化や獣害などの社会的課題に対する解決策としてのエコロジカル・プランニング、地域循環共生圏の考え方を紹介し、景観の保全、再生、創生について共に考えます。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
鳥取市若葉台北一丁目1番1号/TEL.(0857)38- 6720 FAX.(0857)38 -6709