山口県立大学/国際文化学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
国際文化学科(50名)
文化創造学科(45名)
情報社会学科(40名)新設※2025年4月新設
所在地
1~4年:山口
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
国際文化学部の偏差値を見るプロフィール
●地域社会の未来をリデザインし、人々の暮らしのDX推進に資する人材を輩出
●グローバルな視点を備え、地域の国際性に主体的に行動し貢献できる人材に
●コトバやイメージを効果的に用いた表現を身に付け、地域課題解決に取り組む
グローバル社会での文化的諸問題の理解や地域の国際化、地域のまちづくりや文化づくりに貢献する文化交流のエキスパートを育てます。
【キャンパス】
山口市桜畠
【学生数】
494名(2024年5月1日時点)
【専任教員数】
27名(2024年5月1日時点)
【大学院】
国際文化学研究科
国際文化学科
【講義・学問分野】
国際関係論、地域文化論、国際文化演習、異文化交流論、グローバル英語、中国言語文化、韓国言語文化、社会調査法入門、アカデミック英語、多言語文化論、DXによる地域課題解決(PBL) など
文化創造学科
【講義・学問分野】
文化創造演習、文化創造ワークショップ、デジタルクリエイション基礎、日本文化演習、地域デザイン実習、日本文学概論、やまぐちの歴史、図書館情報資源概論、デザイン基礎、日本史概説 など
情報社会学科※2025年4月新設
【講義・学問分野】
データサイエンス概論、観光まちづくり論、DXによる地域課題解決(PBL)、情報社会演習、ウェルビーイング概論、情報科学概論、サステナビリティ学概論、技術と倫理、リスクマネジメント、教育コンテンツ制作 など
学部の特色

地域社会の未来をリデザインし、人々の暮らしのDX推進に資する人材を輩出

本学部では「異文化理解、国際関係、地域文化と時代の関係性、地域文化と世界の文化との関係性に関する基礎的な知識と技能」を基盤とした教育を展開しています。講義や実習を通して言語能力や行動力を身に付け、国際的な視野を持って新しい価値の発掘・創造・発信ができる人材の育成をめざしています。一人ひとりの個性を伸ばし、社会性を育むべく、地域社会や国内外に出向いて現場から学ぶ、体験を重視したカリキュラムや実践型科目を多く取り入れていることも本学部の特徴です。

グローバルな視点を備え、地域の国際性に主体的に行動し貢献できる人材に

国際文化学科では、フィールドワークなどの実践型科目や、海外語学・文化研修や留学を通して実践的に語学力を伸ばすとともに、政治・経済・宗教・国際関係などを幅広く修得。世界の文化や価値観の多様性を理解し、グローバルな視点を持って地域文化の発展に貢献できる人材を育成します。
また、本学科では英語をはじめ中国語や韓国語なども学ぶことができ、英語と韓国語を使いこなせるトリリンガルをめざす学生もいます。さらに履修科目によって高等学校教諭一種免許状(英語)、中学校教諭一種免許状(英語)、日本語教員の免許が取得できます。

コトバやイメージを効果的に用いた表現を身に付け、地域課題解決に取り組む

文化創造学科では自らの発見やアイデアを深く追究し、言葉やイメージを最大限に使った発想力、創造力、発信力を磨きます。「日本・地域文化」「デザイン創造」の2つの履修モデルを設けており、文化や芸術、地域文化の知識を深めながら、柔軟な発想や伝統的な価値を再発見できる力を身に付けます。
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学べること
国際文化学科

グローバルな視野から、地域の課題を解決する方法を修得
本学科では、文学、芸術、政治、経済、宗教など、人間の行為によって生まれるすべての事象を「文化」と定義し、さまざまな文化の諸課題を解決するための知識や技術、能力を兼ね揃えた人材を育成します。海外語学・文化研修や留学、フィールドワークなどの実践を通して、世界の地域と日本の地域をつなぐグローバルな視点を養い、地域課題解決に取り組むことができる人材をめざします。また、2年次から英語、多文化共生、それぞれの関心に応じて専門知識や対応能力を身に付けます。
【授業・講義】
異文化交流論
さまざまな文化相互の交流について学ぶことを通して、国内外の多様な人々への理解と共感、また想像力や寛容性を養うことを目的とします。人・物・情報の国際移動や文化のグローバル化が進む今日における諸課題をとりあげ、地球市民(グローバルシティズン)として対応できる知識と態度を身に付け、複眼的・複文化的に地域社会を捉えるまなざしを養成するをめざします。
文化創造学科

歴史や文化の背景を学び、表現・発信できる力を養う
「日本・地域文化」と「デザイン創造」の2つの履修モデルから興味や希望に合わせて2年次に履修科目を選択します。「日本・地域文化」では、日本文化や地域の文化に対する理解を深め、新しい価値を提案するための理解力と分析力を磨きます。「デザイン創造」では、地域に暮らす人の創造性豊かなライフスタイルを創出する能力の育成をめざし、デザインやものづくりの実践的な技術や企画提案できる発想力を養います。
【授業・講義】
文化創造演習
地域で活躍できる人材の育成を目的として、主体的に行動するための資質を養う授業です。グローバル化やデジタル化が進行するなかで直面するさまざまな文化的・社会的課題をテーマに、新たな知識をグループワークで深めながら、読解力、文章力、対話力を向上させ、地域で活躍できる資質の基礎を養うことをめざしています。
情報社会学科
基礎的な情報技術の知識と技能を身に付け、多文化の知識と人々の生活の質の理解、技術が社会に与える影響の知識から地域文化と技術をつなぐ人材を育成
情報技術を用いることで人々の生活の問題点が解決することがある一方、情報技術が人々の生活を思いもよらぬ方向に変化させ、結果的に技術の導入が生活の質を低下させてしまうこともあります。このような両側面を持つ技術を用いる際には、人々の生活を成り立たせている文化的背景を理解し技術を導入しなければ、技術による悪い帰結が生じることになります。
一般的に、技術者は技術について知っていても、人々のウェルビーイングは判断ができないし、人々は自分のウェルビーイングを知っていても、技術については判断できないことがあります。この両者を結ぶことでウェルビーイングに資するテクノロジーの利用が可能となります。そのためには、さまざまな文化的背景を持つ人々の意見を聞く対話力と、それらの人々のウェルビーイングの向上に必要なテクノロジーについて判断できる能力が求められます。本学科では、この両者を「つなぐ」人材を育成します。
【授業・講義】
DXによる地域課題解決(PBL)
地域に存在する各種の課題を、企業や行政、各種団体等と連携しながら、これまで学んだ知識や技術、人々から得られたものを通して実際に解決していくことをめざす実践的な科目です。アイデアを社会実証・社会実装していく道筋について学びます。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
山口市桜畠6-2-1 /TEL.(083)929-6503(直)