北海道医療大学/先輩の学生生活体験記
作業療法士と音楽療法士のダブルライセンスをめざす
※学年は取材時点のものです
学校生活の写真
高校時代の様子
私が通っていた高校には普通科と音楽科があり、私は音楽科の出身です。そのため、私が力を入れたのは音楽の勉強でした。音楽科では、普通教科の他に音楽科目の座学や実技があります。その中でも、実技には特に一生懸命取り組んできました。学期末には実技試験があり、前日や1週間前など短期間の練習では試験に臨むことができません。そのため特に試験前は朝早く学校へ行き、昼休みや放課後も練習に取り組んでいました。
大学で頑張っている「学び」
私が所属する作業療法学科では、1年次は主にリハビリテーションの基礎科目を学び、2年次から徐々に専門科目が増えていきます。例えば、1年次で解剖学を学んだ後、2年次には解剖学実習があり、実際にご献体を解剖させていただきます。また、障がいのある方から実際に話を聞かせていただく講義もあり、1年次で学んだ基礎がより身につくような講義が多いです。
また、「音楽療法士」の資格を取ることができるコースがあるので、高校で音楽を学んでいたこともあり、作業療法士と音楽療法士とのダブルライセンス取得をめざしています。作業療法を学んだからこそできる関わり方や治療的介入を、音楽療法でも生かせるように、さらに学びを深めたいと思っています。
この大学に入学して「良かった」と思えること
学習面では、1年次に学んだことを2年次以降でより身につく講義が多いことです。座学だけではなかなか理解しづらいことも、実習や当事者の方からの話を通して理解が深まります。生活面では、先生方の研究室近くに勉強できる場所があり、先生方から声をかけていただくことも多いです。そのため質問しやすい環境にある点も、入学してよかったなと思います。
後輩へのアドバイス
私は受験の時期も規則正しい生活をするように心がけました。焦る気持ちや不安な気持ちになることもありますが、普段通りの生活をしていました。定期試験期間に徹夜での勉強をしたこともありましたが、次の日は眠くて、頭が回らないことがありました。当たり前のことのようですが、なかなか実践できていなかったため、受験の時期は特に心掛けていました。