北海道医療大学/先輩の学生生活体験記
患者さんに寄り添える歯科医師に
※学年は取材時点のものです
学校生活の写真
高校時代の様子
中学高校時代は寮生活を送っていました。寮と学校が同じ敷地内にあり、通学という時間がなく、全てが学校生活の延長にならないように、放課後は寮の先輩、後輩と校庭で色々なスポーツをして気分転換をはかりました。
寮生活では、受験に向かう先輩の姿を毎年身近に感じる事ができました。また卒業した先輩から大学生活について話を聞く機会もあり、現在も近況報告などをしつつ、交流があります。勉強については、放課後の自習室や夜間勉強の時間に学習担当の先生からアドバイスを受けながら、医療系の大学入試への勉強を計画的に進めてきました。
大学で頑張っている「学び」
歯科医師をめざして学んでいます。
1・2年ではおもに基礎的な分野、3・4年では歯科の専門領域と実習を学びました。4年生の時はコロナの影響で、前期はオンライン授業になり、後期も今までのような実習ができなくなりましたが、そんな中でも、大学では現状に即して考慮されたカリキュラムが行われました。そして5年生からは、大学の歯科病院での臨床実習が始まりました。6年生は歯科医師国家試験合格を目標として、試験勉強と同時に6年間の総括になります。最初に医療を理論で学び、学年が上がるにつれ実践していくことにより、医療人として社会に出ていく準備をしています。
この大学に入学して「良かった」と思えること
北海道は、気候的に冬は長い期間雪が降り、土地面積は日本で一番広い地域です。冬は吹雪で電車が止まる事もあり、今すぐにはどうしようもできない事が起こります。ときには座して待ち、ときには変化に柔軟に対応するという対極の行動を求められる事があります。これは社会に出た時に必要な要素でもあり、学生のうちに経験体得できる事が良かったと思います。
後輩へのアドバイス
学習面では社会が一変し、将来の見通しがつきにくい状況ではありますが、時間は平等に流れ、また、待ってはくれません。具体的な目標があれば、その目標に向かって無心に向かっていけば良いと思います。思うような結果が出なくても諦めずに学習を続けていけば、一気に理解が進み、暗記に頼らずとも点と点が結ばれ、知識が溢れでるティッピングポイントがきます。まだ目標が定まっていないのであれば、とにかく今できる事、それは高校までに学ぶべきことを漏らさず潰していく事で漠然と持つ不安が薄まり、その先に道筋が見えてくると思います。