北海道医療大学/先輩の学生生活体験記
人の心に寄り添える作業療法士!
※学年は取材時点のものです
学校生活の写真
高校時代の様子
高校生活で特に力を入れていた活動は部活動です。高校ではバドミントン部に所属しており、引退までの3年間は部活漬けの毎日でした。体育館で行える練習時間には限りがあるので、顧問からの「頭を使え」という言葉を常に意識して練習していました。おかげで中学時代の自分よりも大きく成長できました。部長を任せていただいたのですが、私の性格上、部員からの反発を買うことが多く、何度もぶつかり合いました。お互いが真剣だからこそのぶつかり合いだったので、今となっては良い思い出です。
大学で頑張っている「学び」
1年生で教わったリハビリの基礎知識を、2年生に進級してからは、解剖学実習、生理学実習、評価学実習などの実習課目によってさらに知識を深めました。中でも印象に残っているのが評価学実習です。対象者にリハビリを提供する際に重要となる初期評価の進め方や行い方、日常生活動作における評価、脳血管障害などによって半身に麻痺を持ってしまった患者さんの評価方法などを、実際に体験することによって作業療法士についての知識を深めることができました。
現在、エビデンス(この治療法がよいといえる証拠)に基づいた医療が主流であり、医療の発展には臨床研究と論文発表が必要不可欠であると、セミナーで教わりました。しかし、作業療法の論文は他の職種と比べ圧倒的に数が少ないとも教わりました。現在の医療に貢献できるよう、臨床研究や論文発表に力を入れていきたいです。また、英語の論文も読めるようになりたいので、英語力を鍛えていきたいです。
この大学に入学して「良かった」と思えること
私が学んでいる中央講義棟には、バリアフリーラボという、高齢者や障がい者の目線を考えるために、様々な形をしたトイレや風呂場、ベッド、家の玄関先などを用いてリアルな住宅環境を体験することができる教室があります。高齢者キットや片麻痺キットというものも活用することで、よりリアルに日常生活を感じ、どのように家庭内でのケアをしていけば良いのかを考察することができます。他にも設備がしっかりしている面が沢山あり、学びの環境が整っているので入学してよかったなぁと思います。
後輩へのアドバイス
私は高校生の時あまり勉強をしてこなかったので、勉強をするという習慣が身についてなく、大学のテスト期間は一夜漬けの日々でした。少ない時間でもコツコツ勉強することで生活習慣の一部になり、今後の学生生活にとても役立つと思います。学生生活で忙しいことが多々あると思いますが、隙間時間は必ずあると思うので、そういった時間を有効活用していってください!勉強頑張れ!