北海道医療大学/先輩の学生生活体験記
想像よりも専門的で幅広かった大学での学び
※学年は取材時点のものです
学校生活の写真
高校時代の様子
私の通っていた高校には普通科と理数科とがあり、私は理数科に通っていたのですが、クラスが1つしかなかったために高校の規模と比べ大分狭いコミュニティで生活してきました。高校時代、特に自分が力を入れていたのが課題研究というもので、1年かけて理数系科目のいずれかに焦点を当てて研究するというものでした。私の研究内容は、医療と関わりのあるものではなく植物のゲノムに関することでしたが、自分の中の、問題に対して仮説を立て、実験を行い、その結果を考察するといったことへの好奇心を育てたのはこの経験でした。
大学で頑張っている「学び」
現在は、様々な病気や障害、その原因と対処法や見分け方などについて勉強させていただいております。リハビリテーションというものは、外傷による障害からの回復などだけではなく、脳神経外科や内科、精神科、果ては産婦人科といったものまで、医療大に進学する前に自分が考えていた範囲を超え、広くかかわっているためです。2年時には人の献体に実際にメスを入れる解剖学実習という講義もあります。命の重さというものを感じました。コロナ禍において実践的な講義は行えてはいませんが、十分に充実しています。
上記の通り、実践的な実習や、実際に病院にて見学させてもらうといった時間が、まだほとんどありません。座学が重要であるということは百も承知なのですが、実践的なものへの学びを深めていきたいです。研究分野について考えられるほどまだ深く医療について学べてはいないのですが、今のところ義肢装具療法に興味があるため、そういった方向で考えています。
この大学に入学して「良かった」と思えること
私は大学に通うにあたり一人暮らしを始めているのですが、大学に気軽に通える範囲に、家賃があまり高くなく、それでいて簡単にものがそろうマンションが多いため、生活面で非常に楽です。大学生活は思った以上に忙しいですが、生活面でも学習面でも非常に満足しています。
後輩へのアドバイス
これは自分の話になりますが、受験が近くなっても心のどこかに、受験というものをどこか楽観的に思っている自分がいて、なかなかスイッチが入りませんでした。そんな状態で、家で一人勉強しても身が入らなかったので、学校の人目につく場所で短時間でもいいから勉強することにしました。家での勉強より集中できたうえに疲労も軽微で、きづいたら少しずつ少しずつ学習時間が伸びていきました。皆さんにあっているかはわかりませんが、私からのアドバイスです。