北海道医療大学/先輩の学生生活体験記
他職種や多くの人に貢献できる医療人を目指す
※学年は取材時点のものです
高校時代の様子
高校時代は様々な思い出がありますが、部活動に一番時間を費やし、力を入れていました。高校3年の夏までほぼ毎日練習があり、体育館での練習だけでなくランニングや筋トレなどもして、帰宅する時間はいつも夜に差し掛かっていました。部活は大変で辛い時期もありましたが、試合で普段の練習の成果がでると、諦めず努力した甲斐があったと感じ、自分に自信が持てるようになりました。身体だけでなく精神的にも鍛えられ、今の自分を作る基礎となりました。
大学で頑張っている「学び」
失語症や摂食嚥下障害、発声発語に関わる障害、聴覚に関する障害など、多くの分野を学んでいます。それらの中でも症状が分かれているので、それぞれの特徴や部位、訓練方法も学びます。ある科目で得た知識を他の科目でも活かすことができ、それらの科目同士での知識の繋がりができます。一つの知識が多くの分野に関係しているので、学ぶたびに関係性が分かり、新たな知識を得てまた違う繋がりを得られることがとても楽しいです。これからは各分野の知識も大切ですが、検査方法について学びを深めたいです。繊細な作業が求められる検査や、スピードが重要になる検査があるので、どうすれば手際良く行えるか、効率良くなるか自ら考え、学んでいきたいです。また検査機器やその手順だけではなく、患者さんに対する話し方、大人と子供での対応の違いなど、専門知識以外のことでも患者さんと関わる上で必要なことを身に付けていきたいです。
この大学に入学して「良かった」と思えること
大学で勉強がしやすいことです。空いている教室を利用したり、勉強をしていて分からない部分があると、友達同士で相談しあったり、先生方に質問しに行くと親身になって教えてくれたりします。また、多職種連携ではあまり関わることのない学部・学科の方達と話すことができます。医療系総合大学でしかできないことなので、貴重で有意義な授業だと感じました。校舎の周りは自然が豊かで空気も澄んでいるため、友達と外に出て散歩したりもします。
後輩へのアドバイス
私は高校生活の多くを部活で過ごしていたため、勉強を疎かにしがちでした。そのため、1・2年生は成績が伸びず、行きたい大学も曖昧でした。志望大学が決まり、本格的に勉強し始めたのは3年生の夏からで、受験に必要な科目だけに絞って勉強しました。周りに比べ、勉強を始めるタイミングや大学を決めるのも遅かったですが、勉強を続けていれば成果は出るので、諦めずに頑張ってください!あとは、休むと決めたらとことん休み、好きなことをして息抜きすることも大切ですよ!