北海道医療大学/先輩の学生生活体験記
多職種連携を活かして、患者に寄り添える歯科医師に

※学年は取材時点のものです
学校生活の写真
高校時代の様子
高校時代は、とても勉強が苦手で、特に英語が苦手でした。そのため、行き帰りの電車の中では単語帳で単語を覚えて、朝、授業が始まる前に集中して英語の学習に取り組んでいました。
勉強にも力を入れていましたが、友達と遊ぶ事や部活動も大事にしていました。
3年間、華道部に所属し、大会に向けて日々技術を磨いていました。何度も試行錯誤を重ねながら作品を完成させる楽しさと難しさを学びました。
勉強と部活の両立は決して楽ではありませんでしたが、時間の使い方を工夫するようになり、効率よく物事に取り組む力が身につきました。学校行事にも積極的に参加し、充実した高校生活を送ることができました。
大学で頑張っている「学び」
1~2年生では基礎分野を学び、3~4年生では歯科の専門領域やマネキン実習を行いました。
5年生では付属病院などで臨床実習が始まり、実際の患者さんに対して治療をしていきます。治療を通じて、患者さんの信頼関係を築く重要性を学びました。
また、5年生の選択科目「多職種連携」では、他学部の学生とともにひとりの患者に対する治療や支援について議論しました。自分の専門知識を活かしながら他職種の意見を聞き、考えを深める貴重な経験となりました。
この経験を通して、異なる職種の視点を理解する大切さを学びました。6年生では、国家試験合格に向けて6年間の学びを総括し、知識を整理しながら試験対策に取り組んでいきます。
この大学に入学して「良かった」と思えること
北海道医療大学は多くの学部があり、多職種連携を大切にしているため、入学時から他学部との交流が盛んです。私は友達の輪を広げたいと思い、2年生からボランティアサークルに所属しました。このサークルは全学部の生徒が所属しており、100人以上の大きなサークルです。活動は、学校行事や町内の催事のお手伝いをします。
ボランティアを通して、他学部の同期や先輩と仲良くなり、それぞれの専門分野について学び合うことができます。そのおかげで、とても楽しい大学生活を送れます。
将来、医療の現場で多職種と連携しながら患者さんにより良い医療を提供する際に、この経験が役立つと感じています。
後輩へのアドバイス
歯学部に入学した当初は、「本当に歯科医師になれるのか」「どのような歯科医師になりたいのか」といった不安でいっぱいでした。
講義についていけないことも多く、挫けそうになることもありました。しかし、周りの友達や先生に積極的に質問や相談をすることで、いくつもの試練を乗り越えることができました。勉強を続ける中で将来の姿を少しずつ想像できるようになり、今では明確な夢を持つことができています。
大学生活には不安も多いですが、友達がたくさんできることで支え合いながら成長できます。そのおかげで、今では楽しく充実した毎日を送ることができています。