北海道医療大学/先輩の学生生活体験記
地域から知る看護

※学年は取材時点のものです
高校時代の様子
高校時代は部活に入っていなかったこともあり、日々の学習を地道に続けるということを大切にしていました。塾などに通っていなかったため、自宅での学習を中心に自分自身で目標に基づいた計画を立て、取り組むことで安定して良い成績を維持することができました。特に高校三年生の時には、理解できるまで何度も反復して問題集を解くことで、継続する力や自己管理能力を養い、受験にもつなげることができたと感じています。
大学で頑張っている「学び」
今は、看護に関して専門的な知識を学びながら、看護を行う際の視点や考え方を身につけています。特に演習の時間では、ただ看護について学ぶのではなく、自分の考えをもち、グループワークを行い、実技演習が終了した後に、再度グループワークを行うという一連の流れから、適切とされる看護の根拠を実践的に理解することができています。また、演習の時間外にも継続学習を通し、先生からアドバイスをもらったり、何度も繰り返し練習をしたりすることで、より適切で正確な技術を身につけられます。
この大学に入学して「良かった」と思えること
北海道医療大学は地域とのかかわりが深い大学で、1年生の時には「人々の暮らしを理解する実習」の中で地域の人々や施設を訪問し、病院の中だけでは知ることのできない人々の多様な暮らしについて理解を深める機会があります。そのため、対象者を患者としてではなく一人の人間として尊重することの大切さや、対象者の生活を知る上で必要となる観点などを学ぶことができます。また、その際には先生が手厚くサポートしてくれるため、安心して目標や課題に取り組むことができました。
後輩へのアドバイス
私がこの大学を受験しようと決めたのは高校3年生の12月でした。当時はどんどん進路が決まっていく同級生たちをみて、焦る気持ちがあったのですが、今は進路を決めるときに焦ったり、周りと比べたりする必要は全くないと思っています。自分は何に興味があるのかなど自分のことについてじっくり考えたり、今決めている進路以外の道を考えてみたりすることも大切だと思います。自分にとって最善の選択ができるよう頑張ってください。