日本医療大学/卒業後の進路
あらゆる状況に対応できる診療放射線技師をめざす
卒業後の進路:社会福祉法人ノテ福祉会 日本医療大学病院
保健医療学部 診療放射線学科 2021年3月卒業
Y.H.さん
北海道札幌啓成高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
小学校2年生から高校3年生までスポーツをやっており、けがをして通院することが多くありました。その際にレントゲン写真を撮ってくださった診療放射線技師の方の、ポジショニングを真剣にする姿や優しく声かけを行う姿を見て、診療放射線技師に興味を持ちました。
また、幼いころから周りから優しいと言われることが多かったため、自分の優しさを生かして、「患者さんに寄り添った接遇ができ、きれいな写真を撮ることができる診療放射線技師」になりたいと考えました。
キャリア選択のポイント
在学中に日本医療大学病院ができると聞き、大学4年間で先生方をはじめいろいろな方にお世話になったので、今後は病院はもちろん、大学に貢献したいと考え日本医療大学病院に就職先を決めました。
また、日本医療大学病院は数多くの介護施設と連携しており、医療だけではなく介護の知識や高齢者とのコミュニケーションのとり方を学ぶことができると思い、卒業後は日本医療大学病院に入職したいと考えました。
今後の夢・目標
私が勤務している日本医療大学病院は、外来・入院患者の年齢層が非常に高いため認知症患者と関わる機会が多くあります。
高度の認知症患者は検査中も体動が止まらないことが多くあるため、レントゲンやCT、MRI(磁気共鳴画像装置)画像にブレが生じてしまい診断が困難になってしまいます。そのため多くの体動対策を行っていますが、まだまだ不十分であり、診療放射線技師としての知識修得に加え、さらに認知症に関する勉強を続けることが必要です。将来的にはあらゆる状況の人でも健康な人と同じレベルの画質で、医師が診断しやすい診断能の高い画像を撮れる診療放射線技師になりたいと考えています。