宮城学院女子大学/志望理由

小学５年生の時、食物アレルギーのあるクラスメイトと出会い、人によっては食べられない物があるのだということに大きな衝撃を受けました。「アレルギーを気にせず食べられる物があればいいのに」と、自分の思いを母へ伝えると、栄養の勉強をすることを勧められました。このことがきっかけで栄養学へ興味をもち、管理栄養士を目指したいと思うようになりました。

オープンキャンパスで感じた、学生と先生の距離が近い点、管理栄養士のほか、栄養教諭の資格も取得できる点に引かれ、宮城学院女子大学を選択しました。管理栄養士の仕事の中には「栄養指導」がありますが、さまざまな方へ的確に、必要な情報を提供するのは簡単なことではありません。栄養教諭の講義を受けることで、人へ教える術を学び、仕事にも活かすことができるのではないかと考えました。

「食べること」とは「生きること」です。管理栄養士は食品成分について多くのことを学び、その知識を病院や介護施設、給食施設などで活用していきます。また、「食」の面から病気の予防・改善をめざします。アレルギーや疾患などの理由で食事制限が必要な方でも、おいしく楽しく食べられる食事を考案したいと考えています。管理栄養士は生きるために必要不可欠な「食べること」を縁の下で支える、大切な仕事だと思っています。