医療創生大学/志望理由

幼少期に小児ぜんそくを発症し、薬剤師の方に優しい言葉をかけていただきながら薬を調剤してもらっていました。小さな薬を飲んだだけで症状が和らぎ、薬剤師の方が魔法使いのように思え、憧れを抱いたことを覚えています。薬学に興味を持ったのは高校生のとき。化学の先生の授業がとても分かりやすく、理科が苦手な私でも楽しいと感じられるようになり、化学構造や化合物の合成などへの関心が高まっていきました。

医療創生大学薬学部のカリキュラムのひとつである「イグナイト教育」に魅力を感じたからです。イグナイト教育とは6、7人の少人数グループでディスカッションやプレゼンテーションなどを行う授業のことで、コミュニケーション力や協力して問題を解決する力を鍛えられるところに魅力を感じました。私は人と積極的に話したり、自分の意見を述べたりすることが昔から苦手で、そんな自分を変えたいという思いがありました。イグナイト教育の存在を知り、少人数のグループ活動から始めるのであれば自分でもがんばれるかもしれないと思い、一歩を踏み出すため本学を選びました。

目標は薬剤師国家試験に余裕を持って合格することです。「薬剤師は街の科学者」とも言われ、病院や薬局などで処方される薬のことだけでなく、感染症、ワクチン、栄養、衛生環境、放射線など多岐にわたる分野を学ぶ必要があります。その幅広さに驚かされることもありましたが、薬剤師の仕事に関わるものとして勉強を積み重ねています。患者さんが抱える悩みや不安を気軽に相談していただけるような薬剤師になりたいと思っているので、残りの大学生活で多くの経験を積み、理想の薬剤師像に少しでも近付けるよう努力していきたいと思います。