奥羽大学/志望理由

幼少期から、父に何か「シ」がつく仕事に就いてほしいと聞かされてきました。学問や教養のある人に用いる「士」。公の仕事を取り扱う人に用いる「司」。その中でも特に興味を引かれたのは、人を教え導く「師」でした。教師や医師など「師」が付く職業はさまざまなものがありますが、私が憧れを感じたのは歯科医師。そのため、歯科医師をめざすことにしました。

リーマンショックの影響で家庭環境が一変し、大学に行けないかもしれないと諦めかけていたところ、奥羽大学で実施している特待生制度のことを知りました。これは、毎年審査に通れば最大6年分の授業料（2100万円）が免除になるというもの。努力と勉学を6年間続けた先に、物心ついたときからの夢が待っていると思い、入学を決めました。実際に授業を受けてみると、義歯の製作ができる実習や、チーム医療について理解を深められるグループ学習などがあり、これらの授業を通して社会とのつながりを感じることができるところも奥羽大学の魅力だと思います。

大学での最終目標は歯科医師国家試験合格です。卒業までの6年間、強い意志を持って特待生の継続を維持し、カリキュラムをしっかりと続けることが歯科医師国家試験合格への一番の近道だと思っています。また、私は在学中に多くの経験を積みたいと思い、実際に歯科医院へ足を運び見学させていただいています。最近見学させていただいた関東地方の歯科医院では「全ての患者さんを家族と想う」をモットーに患者さんと接していて、私もこの歯科医院の先生のように、患者さんの心にも寄り添える歯科医師になりたいという思いがいっそう強くなりました。