日本薬科大学/私のイチオシ
眺めのよいキャンパスで日常に溶け込む薬学を学ぶ
薬学部 薬学科 6年
中須賀博隆さん
東京都・獨協高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
高校生の頃から「将来は誰かの支えになる仕事がしたい」と考えていたため、医療系学部のある大学を探し、日本薬科大学に進学しました。
1~2年次は目的が明確でないまま学んでいましたが、3年次に新型コロナウイルス感染症が流行。授業はオンラインに切り替わり、世間では危機的ニュースが飛び交う状況でしたが、視野を広げて物事を考える機会が増えました。また、学年が上がるにつれて、今まで学習した内容が全てつながっていることに気が付き、体系的に理解できるようになりました。「自分は大学での学びを通して、将来何がしたいのか」を考えられるようになった頃には、薬学を学ぶことに夢中になっていました。
この学問のココがおもしろい
薬学は薬だけでなく、医療機器や化粧品、漢方、食品、環境物質など、日常にありふれている物質の全てに着目できる学問だと思います。例えば、「いつも飲んでいる薬はなぜ飲んでいるのか」「ドラッグストアで売っているサプリメントは本当に体によいのか」「コンビニの食べ物は体によいのか」など、さまざまな疑問を持ち、答えを出す力が身に付きます。
薬学のおもしろさは、医療やあらゆる日常のサイエンスに目を向けられることにあると思っています。
キャンパスのお気に入りスポット
私のおすすめスポットは、研究実習棟から見下ろす伊奈町の景色です。10階以上の階から見るのがおすすめで、朝、昼、夕、夜と変わる景色の中でも、夕方に映える青空と夕焼けのグラデーションが特に美しいです。研究室から帰るときに見える景色が絶景で、勉強で疲れた心が安らぎます。
また、食堂もお気に入りの場所です。食堂の職員の皆さんがいつも優しく話しかけてくださいますし、食堂から見える草原の景色もきれいです。