川村学園女子大学/私のイチオシ
大学で初めて学ぶ民俗学の講義は日々発見だらけ
文学部 日本文化学科 2年
渡耒萌々香さん
千葉県立松戸六実高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
小学生の頃、両親に国立歴史民俗博物館へ連れて行ってもらい、民俗学に関心を抱きました。そのときに、普段学校では習わない日本の文化や、日本の「妖怪」に出会いました。その後、何度も博物館を訪れるうちに、民俗学が好きだということに気づきました。
高校生になり、川村学園女子大学のオープンキャンパスに参加し体験授業を受けたことで、民俗学の中でも民間伝承を学びたいと思うようになりました。
この学問のココが面白い!
高校までの授業では民俗学を深く学ぶ機会がなかったため、大学の講義は気づきがあってとても楽しいです。学校で民俗学を習わなくても、普段何気なく通っている道に道祖神が祀られていたり、盆や正月には家庭や地域によって行事があったり、私たちの生活に密接に関わっていることがわかりました。その一方で、時代とともに薄れていったり伝承が途絶えてしまった行事や習俗がたくさんあるということも理解しながら日々学んでいます。
キャンパスのお気に入りスポット
私のお気に入りスポットは、緑豊かなキャンパスの中にある庭園です。さまざまな植物の表情が四季のうつろいとともに変化する、とても居心地がいい場所です。春には桜が咲き、秋には金木犀が香ります。小川にはメダカやザリガニなどの生き物がいます。私は普段、晴れた日の空きコマや昼食時に庭園で日光浴をしています。静かで落ち着いた空間でリフレッシュすることで、次の講義に向けて集中力を高めることができます。大学生活ではスマートフォンやタブレット、パソコンなどのデジタル機器と向き合う時間が多いですが、庭園に行くと水の音や鳥の声、葉擦れの音が聞こえ、束の間のデジタルデトックスができることもおすすめポイントです。