淑徳大学/卒業後の進路
地方の魅力的な文化や伝統を映像で発信し、地方創生に貢献したい
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
中学生の頃、自分や誰かの想いを何らかの形で表現し、多くの人に届けることに感銘を受け、音楽や日本語の歌詞表現に興味を持ちました。大学の講義で新潟の棚田を取り上げたドキュメンタリー番組を視聴し、地方に生きる人々の声や姿、取り組みを「映像」という形で伝えたいという気持ちが大きくなりました。放送業界に進むことを決意し、大学3年生の6月からエントリーシート添削や面接練習、進路相談などでキャリア支援室を積極的に利用するようになりました。サポートしていただいたおかげで、志望していたテレビ番組の制作会社に内定をいただきました。
キャリア選択のポイント
映像に携わりたいという思いは大学2年生の頃からありましたが、映像に関する職業の幅は広く、どの道に進むべきか悩んでいました。そんなとき、テレビ局のディレクター経験がある先生とお話したことをきっかけに、「どんなに小さな話題や情報でも、それを必要としている人がいる限り届けるべき」と思うようになりました。放送や映像に関わる業界・職種のインターンシップでは、テレビ番組の制作ノウハウが映像コンテンツの基礎になることを学びました。そして社会が必要な情報を映像にするテレビ番組や、映像コンテンツを制作する会社に就職したいと思いました。
今後の夢・目標
私は鳥取県出身なのですが、生まれ故郷の持つ「自然が身近にある暮らし」「先人達が紡いできた地方の伝統・文化」などの魅力を、進学後の東京で再認識しました。同時に後継者不足や過疎化などで里山の自然や地方の伝統・文化が失われつつあることにも、強い危機感を覚えました。
将来はディレクターとして、地方に根ざした伝統・文化、暮らし、人々の姿、原風景などの魅力をとらえ、映像として発信することで地方創生や地域活性化に貢献したいと思っています。