聖徳大学(女子)/私のイチオシ
教育には正解がなく、多様な考え方がある
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
児童学に興味を持ったのは幼少期の頃でした。乳児期から小学校入学までの約6年間、保育園に通っている中で多くの先生方と出会い、自分の基礎をつくってもらいました。特に年長のときにお世話になった担任の先生には当時から憧れを持っており、いつしか保育士になるという夢を持つようになりました。進路を決めていく中で迷いもありましたが、子どもと関わる仕事を考えたときに浮かんだのが当時の先生でした。大人数の中でも一人ひとりの子どもを見て、自信をくれた先生のような保育士を目指したいと思い、今に至ります。
この学問のココがおもしろい
大学に入学する前までは「保育士」と聞くと、子どもに教えるための専門的な知識やピアノの技術、製作活動といった特定の能力が求められるイメージを持っていました。実際、そのような「保育のプロ」に必要な専門知識・技能を日々学んでいます。しかし、子どもと関わるうえではさまざまな場面を想定することが重要であり“これ”といった正解がないところが面白いと思いました。人によって考え方が異なるため、自分とは違う考えに触れることができ、常に新しい考えを得ながら学べる点もよい刺激となっています。
キャンパスのお気に入りスポット
オススメスポットは図書館内にある「こども図書館」です。「こども図書館」という名前の通り、絵本や紙芝居、大型絵本など、子ども向けの図書が1万冊ほど所蔵されています。子どもの頃に読んだ絵本や初めて目にする絵本などもあり、見ているだけで楽しく、懐かしい気持ちになれる場所です。子どもの頃に読んでいた絵本は、大学生になってから読み返してみると当時とは違った見方ができ、新しい発見もあります。まだまだ知らない絵本もあるので、私自身も開拓していくのが楽しみです。