亀田医療大学/看護学部の詳細情報

医療に関係する小説や随筆などを取り上げ、登場する患者とその家族、医療従事者の感情理解を深め、時代や制度的に医療を捉える視点と読解力を養う「医療人文学」、相手の意思を引き出す手法を学び、コミュニケーション能力の向上をめざす「ナラティブ表現法」など、看護師・保健師としての心の豊かさを養う、本学独自の幅広い教養科目が特徴です。

大学と実習の中心となる最新設備を備えた「亀田メディカルセンター」が連携し、教育の場と医療現場を結ぶことで、質の高い効果的な教育を実現しています。シミュレーション実習を通し、専門技術や技能、生きた看護実践能力を身に付けます。

健康課題や医療事情は、国や社会によって異なり、グローバル化が進む現代においてはその違いを理解する力、グローバルな視点で考える力が必要です。そこで本学部は、文化という視点から人間の行動や社会の出来事を理解する「文化人類学」、世界の看護事情や国際看護組織の活動を学ぶ「国際看護学」などを学び、国際看護の場で必要な力を身に付けます。授業では海外研修を実施し、現地の医療現場の見学を行います。

• 看護学部の入試情報 （入試科目・入試日程）
• 看護学部の倍率・合格最低点・合格平均点
• 看護学部の偏差値・入試難易度

医療人として包括的な看護実践能力を修得する

1年次より少人数のゼミナールを実施し、看護学を学ぶうえで重要な「原因」と「最善な解決策を導く能力」を身に付けます。さらに、看護の現場で高い能力を発揮できる素養を育むための教養科目を豊富に取り入れ、大学教育ならではの土台をしっかり築きます。

【授業・講義】
相手の語りを上手に引き出し、こちらの意思を伝える「ナラティブ表現法」を学ぶ

会話表現と話、文章表現の三側面におけるコミュニケーション能力の向上をめざし、「相手とのずれを埋める」ために「相手の視点を取り合う」というコミュニケーションの原理を学びます。1980年頃から精神医療の分野で注目され始めた「ナラティブ」という言葉は、いまや医療全体で関心が高まりつつあります。