国士舘大学/先輩の学生生活体験記

万葉集や古事記といった古典作品から現代小説、アニメーションまで幅広い文学作品について学んでいます。
私は中学校や高等学校の国語科教員をめざしていることもあり、古典と近代以降の小説についての授業では作品を読み解きながらそれまでのプロセスも学ぶことができ、とても興味深いです。また、国語科教育に関する授業も多数あり、国語に関する知識を基礎から固め、授業を通して生徒にわかりやすく伝えるためにはどのような手順で説明するのが望ましいのかを日々模索しています。

大学ではさまざまな時代の作品を学びますが、その中でも古典作品を読む機会が多く、最初は古文の読解に少し不安がありました。しかし、授業内で高校で習った文法や古典常識を含めて作品を理解するのに重要な知識を一つ一つ説明してもらえるので、安心して学ぶことができています。
また、私は高校時代から体育祭や文化祭の実行委員として活動するのが好きだったため、大学では楓門祭実行委員（学園祭実行委員）に所属して活動しています。国士舘大学の文化祭は、規模も大きく協賛企業やステージ企画の演者の方々など多くの人と関わり、準備作業も忙しいですが、充実感や達成感を得ながら楽しく活動しています。

受験生の皆さんのなかには、志望校や自身の現状、プレッシャーなど、悩みの種が耐えない日々を送っている方も多いと思います。大学からは高校よりさらに学ぶ分野が広く、学びたい分野をより深く探求することができます。しかし、大学で学んだ学問と将来の進路が必ずしも一致するとは限らないので、今自分が何をしたいのか、直感を信じて興味があることを調べることも大事だと思います。どの大学を選べば自分がより多くの学びを得ることができるのか、オープンキャンパスに参加しその大学に通う先輩の声を聴いて後悔のない選択をしてほしいと願っています。みなさん最後まであきらめずに頑張ってください。