国士舘大学/先輩の学生生活体験記

高校時代は特進クラスだったこともあり、勉強に力を入れていました。毎週朝に英単語の小テストがあったのでそれに向けて英単語の暗記をしたり、中間テストや期末テストで友人と点数を競い合ったりしていました。コロナ禍の影響により修学旅行が中止になってしまったことが高校時代唯一の心残りですが、先生方が私たちのためにイベントを企画してくださったり過ごしやすい環境を整えてくださったりしたおかげで、楽しい高校生活を送ることができました。
また、現代文が得意科目だったので現代文を軸に受験勉強を進めていました。毎日1つ物語を読むようにしたり、分からない漢字があったら別のノートにメモしたりすることで、知識を身に付けながら、課題文を読み正しく情報を処理することができるよう努めていました。その努力のおかげで共通テストでは150点中110点を得点することができました。

私は文学部に所属しているので古典や文学を主に学び、文学部の専門科目以外にも英語や世界史などの授業も受講しています。高校とは違い、専門分野の深い学びに触れることができるので、より専門的な知識が身に付くのが特徴です。私は特に近世文学(文豪などが活躍した時代)が好きでその時代の背景に注目しながら作品を読み、その中で生まれた疑問を解決し興味を深めることを第一にしています。古典を読むと現代にもあるシンデレラストーリーや悪役令嬢に通じるような内容が多くあります。昔の文学を学ぶことによって、現在の文化にどのような影響を与えているのかを発見できることも文学作品に触れる楽しみの１つだと思います。

私は将来の夢が明確には決まっていない中で大学に入学しました。大学に入ってから自分の好きなことや得意なことを見つけようと思ったからです。夢がはっきりと決まっていないことは決して悪いことではありません。何かやりたいことがなくても、挑戦してみたいことを探しながら将来の自分を見据えて行動することが大切です。受験期間はストレスが溜まってしまうこともあると思うのですが、適度にストレスを発散しながら無理をせず毎日少しずつでも勉強してみて下さい。目標に向かって努力することは将来必ず貴方の力になるはずです。