国士舘大学/志望理由
院内救急救命士としてドクターヘリに同乗し人命救助に携わりたい
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
私が人の命を救いたいと思い、救急救命士になろうと決意したのは中学生の頃です。13歳の冬、小学生の頃から仲がよかった友人を白血病で亡くしました。当時、苦しんでいた親友に何もしてあげることができず、もう大切な人を失いたくないと思う自分がいました。それ以来、傷病者の元へ最初に駆けつけることができ、ご家族にも一番近くで寄り添うことのできる救急救命士をめざすようになりました。
この大学を選んだ理由
経験が豊富なドクターや救急救命士の指導を受けられることと、最新機器を使用した実習が行われているところに魅力を感じました。3年次に、大学病院や基幹病院の救命救急センターで病院実習が行われるだけでなく、1年次からさまざまなスポーツ大会において年間約70件もの救護活動に参加できるため、学生の頃から経験を積むことができます。
また、クラスには救急救命士をめざす同志が多いため、切磋琢磨し高め合いながら学生生活を送れる環境でもあります。授業や学外での救護活動を通して同じ学科の先輩や救急救命士の方と交流する機会も多いので、進路や大学生活での悩みなどを相談しやすいところもスポーツ医科学科の魅力だと思います。
将来の展望
救急救命士の主な就職先は消防署ですが、私は将来、病院内救急救命士として救命に携わりたいです。私は北海道札幌市で生まれ育ちましたが、札幌市外では救急搬送に2時間以上を要することもあります。そのため、早期治療や早期搬送が重要だと考え、待つだけではなくドクターと共に“攻めの医療”をしたいと考えています。また、東日本大震災や胆振東部地震を受け、DMAT(災害派遣医療チーム)隊員として災害現場で救命に携わることも考えています。DMAT指定病院や、ドクターと共に攻めの医療を行うためにも、“ドクターヘリ”や“ドクターカー”のある病院で救命に携わりたいです。
今後は、国家資格取得に向けた勉強だけでなく、普段の生活のときも、救護スタッフとして活動するときも、相手に寄り添う気持ちを大切にしていきたいと思っています。