芝浦工業大学/私のイチオシ
ロボット製作が開いた機械工学の扉

※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
高校1年生の時、アメリカの非営利団体「FIRST」が主催する「FIRST Robotics Competition」というロボットの国際大会に出場し、大型ロボットの設計を担当しました。ハワイでの予選大会を経て、ヒューストンでの決勝大会にも進出し、夢中になって取り組んでいました。最初は設計や製作のノウハウが全くなく、手探り状態からのスタートでしたが、自分たちで調べながら形にすることができました。このときに経験したロボット製作への熱意がきっかけとなり、人々の生活の役に立つサービスや製品、特にロボットを製作したいと思うようになりました。
この学問のココがおもしろい!
高校時代に取り組んだロボット製作は、形にすることだけで精一杯でしたが、大学で機械工学の体系化された知識を学んだことで「なぜこれが実現できたのか」を理論から理解し直すことができました。
私の所属する工学部では2024年度から「課程制」が始まり、副コースとして他分野も学べるようになりました。例えば私の場合、機械工学をメインに学びつつ、それと相対する情報工学を並行して学べるようになっています。異なる分野を融合しながら学ぶことで、それぞれの分野だけでは成し得なかった新しい価値が生まれるのではないかと期待しています。
キャンパスのお気に入りスポット

豊洲キャンパスの教室棟にある自習スペースがお気に入りです。教室棟は1階から8階まで吹き抜けになっており、開放感あふれる空間が広がっています。各階に自習スペースが配置されているため、気分に合わせてさまざまな場所で勉強や作業ができます。
また、数年前に完成したばかりの本部棟も豊州キャンパスの見どころの一つですので、入学した際にはぜひキャンパス内を探検してみてください。