昭和大学/卒業後の進路

患者さんの思いに寄り添い、退院をめざして自立した日常生活が送れるよう支援をしていく作業療法士の仕事にやりがいを感じ、この道を選びました。現在は回復期の病院の作業療法士として精神面でのサポートを行いながら、身の回りのことができるようにリハビリ室や病棟で実際の動作や方法の提案・練習を行い、より生活に直結した訓練を行っています。

1年次の寮生活では、他学部の学生と遊びでも勉強でも交流する機会が多くありました。楽しく過ごしたことはもちろん、仲間たちといろいろな思いや考えを分かち合い、キャリア選択のときに生かすことができました。同じ附属病院で働く学生時代の友人も多く、今でも良い関係が続いています。医療に携わる者として、とてもよい環境で学べたと思います。

現在は回復期病院で勤務していますが、今後は急性期も含め、さまざまな分野で勉強していきたいと考えています。「日常生活動作の自立だけでなく、余暇活動や役割の獲得ができるように支援をする」という目標に向かい、リハビリ以外の時間や退院後の過ごし方を患者さんと一緒に考えられる作業療法士になることをめざしています。そのために常に学ぶ姿勢を心がけ、さまざまな知識を吸収し、視野を広げ、気づきを大切にしていきたいです。