女子栄養大学/栄養学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
実践栄養学科(200名)
保健栄養学科/栄養イノベーション専攻(100名)※2025年4月、栄養科学専攻は栄養イノベーション専攻に名称変更構想中。保健栄養学科/保健養護専攻(50名)
食文化栄養学科(87名)
所在地
1~4年:埼玉
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
栄養学部の偏差値を見るプロフィール
●社会に貢献する食・栄養・健康のスペシャリストをめざす
●日本の食生活を支える栄養学で健康な食生活に貢献する
●企業との産学連携や他大学・地域との連携で活発に活動する
食・栄養・健康・医療・教育の分野に貢献する人材を育成するため、最新の施設設備で、時代のニーズに即した教育を徹底しています。教育成果を確かなものにするため、資格・採用試験について万全の対策を行っています。
【キャンパス】
坂戸キャンパス
【学生数】
1914名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
69名(2022年5月1日現在)
【大学院】
栄養学研究科/栄養学専攻、保健学専攻
実践栄養学科
【講義・学問分野】
実践栄養学、ライフステージ栄養学、臨床栄養学、公衆栄養学、栄養教育基礎論、基礎調理学実習、給食経営管理実習、スポーツ概論、スポーツ栄養実習 ほか
保健栄養学科/栄養イノベーション専攻※2025年4月、栄養科学専攻は栄養イノベーション専攻に名称変更構想中。
【講義・学問分野】
実践栄養学、食品衛生学、調理学、食品分析・検査実習、フードサイエンス実習、栄養データサイエンス入門、AI入門、血液検査学、臨床検査診断学 ほか
※領域により異なる
保健栄養学科/保健養護専攻
【講義・学問分野】
実践栄養学、医学概論、感染制御学実習、母子保健学、基礎看護学、教職養護論、養護診断総論、保健室経営論、学校保健学総論、学校救急看護学実習、ヘルスカウンセリング ほか
食文化栄養学科
【講義・学問分野】
実践栄養学、食文化概論、マーケティング論入門、グラフィックデザイン実習、テーブルカラーコーディネート論、カフェレストラン実習、商品開発実習、食企業経営論、食文化栄養学実習、ビジネス英語、国際栄養教育実習 ほか
学部の特色
社会に貢献する食・栄養・健康のスペシャリストをめざす
本学は、栄養学の専門教育・研究機関であり、大学院博士後期課程まで擁する世界有数の単科大学です。建学以来、食と健康をテーマに栄養学と保健学の教育と研究に力を注いでいます。そして、多くの管理栄養士、栄養士、臨床検査技師、栄養教諭、養護教諭、家庭科教諭など、食の専門家を世に送り出し、人々の健康の維持・増進に貢献してきました。食産業、医療産業、教育産業、行政など、本学卒業生が活躍する職域はますます拡大し、多様化してきています。
健康が重要視される昨今、栄養・健康関連でもスペシャリストにはより高度な専門性が要求され、単においしくて栄養のある食の提案だけではなく、病気の予防・治療という観点が必要とされます。予防医学を理念とした栄養学で、食を通して人々の健康を増進し、病気を予防できる専門家を養成して社会に貢献することが、本学のめざす実践です。
日本の食生活を支える栄養学で健康な食生活に貢献する
本学の創立者は、日本の現代栄養学の礎を築いた医師の香川昇三と綾。料理が「勘」や「経験」に頼るものだった昭和初期、誰もがおいしく健康的な料理を作れるよう、素材や調味料を計って数値化するための「計量カップ」や「計量スプーン」の普及に努め、料理の手順を分かりやすく文章化した現在のレシピの前身となる「料理カード」も考案しました。また、現在の学校給食や社員食堂、家庭科の教科書などにも採用されている「四群点数法」の考案もしています。
本学は現在でも、食・栄養・健康のエキスパートを養成する大学として、人々の健康と維持・増進に貢献しています。
企業との産学連携や他大学・地域との連携で活発に活動する
本学の栄養生理学研究室は、東洋大学陸上競技部長距離部門の栄養サポートを行っています。同研究室の教員とゼミ生が、一人ひとりの選手の食事や体調管理をバックアップしています。
また、企業との共同開発や産学連携協定も積極的に進められています。その一つに、イオン株式会社との連携があり、「四群点数法」に基づいたバランスの良い商品開発やメニュー提案など、さまざまな取り組みを推進しています。
連携は地方自治体との間でも展開されており、秋田県、福井県、埼玉県、香川県などとの間で協定が結ばれています。
このように他大学、企業との共同開発や産学連携協定による実践的な教育は、学生の学習意欲の向上にもつながっています。
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学べること
実践栄養学科
高い知識と実践力を備えた管理栄養士になる
社会の多様な領域で食を通じて人々の健康づくりに貢献する医療や食教育の専門家として、深い専門知識、広い視野、高度な技能を持った管理栄養士を育てます。管理栄養士養成に必要な基本的な学習を土台として、3年次後期からは自分のなりたい管理栄養士像を描きながら、深めたい知識、高めたい技術を自ら考えて選択できるように、医療栄養、福祉栄養、公衆栄養・国際栄養、スポーツ栄養、フードサービスマネジメントの5つの科目群を選択科目として配置しています。また、栄養教諭一種免許状も取得できます。
■合格に強い、管理栄養士国家試験対策
過去問研究、出題動向分析、成績推移チェックによる徹底した指導を行なっています。また、本学の教員が作成する管理栄養士国家試験対策用オリジナルテキストを使用した対策講座があります。
■先輩が後輩をサポートするSA(スチューデントアシスタント制度)
先輩が個別で指導するSA制度があり、国家試験対策だけでなく、調理学実習の実技試験対策や学校生活に関する相談など、学生同士ならではのフレンドリーなアドバイスを受けることができます。
【授業・講義】
給食経営管理実習
学内の給食経営管理実習室において、管理栄養士に必要な特定給食施設の運営とマネジメントについて実習します。学校給食、事業所給食、高齢者福祉施設給食を想定し利用者に適した食事提供を学習します。
保健栄養学科/栄養イノベーション専攻
栄養と食を通じて人々のWell-beingと持続可能な社会を創るための3領域
1~2年次で栄養士資格取得に必要な知識・技術を修得します。さらに専門性を高めるため、2年次からは「フード・ウェルネス」「栄養データサイエンス」「臨床検査学」の3領域の学びが始まります。
領域の科目を横断的に学ぶことで、新たなアイデアや食品、生活スタイルを生み出すイノベーションを創出する力を養います。
【授業・講義】
データサイエンス領域
栄養素・食品・食事の多様かつ大量のデータを分析・活用する力を修得し、ビジネス、行政、さらに大学等の研究機関で、AIやICTを活用した新たなアイデアやサービスを創出できる力を備えます。
保健栄養学科/保健養護専攻
「学校」というチームでリーダーシップを発揮できる養護教諭をめざす
健康科学、栄養科学の専門知識をベースに、実践力・指導力を備え、「子供の心と体と健康生活」の課題に対応できる専門性を持った人間性豊かな養護教諭を育てます。特に、学校現場のニーズを重視した科目を配置し、現場の期待に応えられる人材を育てます。ほかに、保健科教諭・看護科教諭の免許を取得することができます。
【授業・講義】
ヘルスカウンセリング
児童や生徒がさまざまな理由で保健室に来室した場面を想定し、演習を行います。模擬保健室で養護教諭役、児童・生徒役を立て、ロールプレイ形式で学びます。
食文化栄養学科
豊かな食文化・食生活を発信・表現できる人材になる
豊かで健康的な食生活を提案し、メニュー・商品開発、レストラン・カフェなどの企画や運営、食品のパッケージ制作、食育、食を通した地域活動などに役立つ実践的な学問を修得し、地域社会や食産業の発展を推進できる「食の専門家」を養成します。
■専門性を高める多彩な選択科目と5つのコースで総合化を図る
3年次から卒業後の活躍の場を見据え、「食の社会文化」「食のビジネス」「食の表現」「食の国際」「調理・製菓プロフェッショナル」の5つのコースを用意。また、フードビジネスマネジメントやフードコーディネートの基礎、専門調理、デザイン、栄養学分野などの科目も配置。さまざまな場でマルチな力を発揮できるよう、多彩な選択科目と多くの実習を配置した体系的なカリキュラムを構成しています。
【授業・講義】
食文化栄養学実習
3年次後期から4年次の1年半にわたり、学科での学びを踏まえて、自分のテーマを追求する卒業研究実習です。その一番の特徴は、学生の主体性が十分に発揮される点です。担当教員の指導のもと、ゼミを通して進めます。希望があれば国外に飛び出したり、企業と連携したり。得られた成果は「食文化栄養学実習発表会」において発表します。発表会は一般公開しています。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
埼玉県坂戸市千代田3-9-21
入試広報課
(049)282-7331