白百合女子大学/私のイチオシ
じっくり自由に「文学」の奥深くに触れる学びに幸せを感じる

※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
高校生のときに読んだ小説をきっかけに、私は「文学」に興味を持つようになりました。本を読んだり、その内容について考察したり、何より図書館や書店に行って本を手に取るときの期待感や自分の創造性との出会い、そういったものに触れるたびに文学の虜になっていきました。そこから自分で小説などを書くようになり、高校1年生のときには小説を書いて賞に応募し、結果として努力賞をいただくことができました。このことで「自分の言葉が表現として受け入れていただけた」ような気がして、「大学で文学を基礎から学び、自分の表現力につなげていくことができたら」と思うようになったのです。
この学問のココがおもしろい!
白百合女子大学で私は「近現代文学」を中心に学んでいます。なかでも面白いのは、高校生の頃は十分に学ぶことができなかった小説作品の時代背景や、小説家同士の人間関係・交流などを知ることで、作品や小説家をとても身近に感じることができます。たとえば、夏目漱石と正岡子規は同期であったことや、太宰治は中原中也を心底好いていたなど、人間らしい一面を知ることができたことはとても有意義です。それを踏まえて作品を読み返してみると、「現代の小説家の主観と変わらない部分があるのではないか」と感じたりもするのです。じっくりと自由に文学作品を学ぶことができるということは、とても幸せなことだと思います。
キャンパスのお気に入りスポット

後輩の皆さんにおススメしたい場所は図書館です。初めて図書館に足を踏み入れたとき、様々な本が私に語りかけてくれているような気がして、胸がドキドキしました。今まで自分が手に取らなかったような本がブック・スカウト(推薦図書)にたくさん展示されていて、興味をひかれて読み始めると、新しい視野が広がっていくように思いました。たくさんの本が整然と並べられていて、見て回るだけでもワクワクします。また図書館の周りでは、自然豊かな木々たちが四季の移り変わりを教えてくれます。ゆっくり静かな時間を過ごせる場所なので、私の一番のお気に入りになっています。