白百合女子大学/私のイチオシ
「食べ物」を通して気付いたフランス文学の面白さ
文学部 フランス語フランス文学科 2年
佐々木優菜さん
東京都 東星学園高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
高校の時に参加した白百合女子大学主催の「フランス語サマースクール」で、フランスのお菓子の歴史や誕生の物語について話を聞いたことがきっかけで、文学作品に登場する食べ物についてもっと知りたいと思うようになりました。フランス文学には「食べる」だけでなく、「見る」「聞く」「触れる」「嗅ぐ」などの五感が豊かに表現されており、現在は、それらを通したメッセージを読み解き、深く掘り下げたいと学び続けています。
この学問のココがおもしろい
フランスのチーズは有名ですが、チーズの名前が地域や村の名前に由来しているのを皆さんは知っていますか?私は2年次に留学プログラムを利用してフランスのトゥールに短期留学をした際に現地で食べたさまざまなチーズの奥深さに魅了され、専門ゼミでは食文化をテーマに「フランスのチーズ」について研究をしていきたいと考えています。自分の興味関心から行動を広げていき、新しい発見や研究分野の開拓に繋がることが学問の面白さや興味深いところだと思います。
キャンパスのお気に入りスポット
私のおすすめスポットは、校内にあるチャペルです。入学・卒業の記念ミサやクリスマスミサ、コンサートなどが行われます。チャペル内にある聖母マリアをイメージしたステンドグラスからは優しい光が降り注ぎ、パイプオルガンからは多彩な音色が聞こえてきます。学内の者は誰でも自由に入ることができるので、私は疲れやストレスを感じたとき、癒されたいときに気軽に立ち寄っています。またチャペルの屋根の上のチャペルの鐘楼の鐘は、正午と夕方に鳴り響き、時計代わりにもなっています。