白百合女子大学/志望理由
学ぶことの面白さを伝えられる教師をめざす

文学部 国語国文学科 3年
岩井藍野さん
東京都 明星学園高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
私は、中学・高校の国語科教員になることをめざしています。きっかけは、高校2年生の時にリルケの『若き詩人への手紙』という本に出会ったことでした。この本を読んで、今の自分を形づくったものは何かを考え、それが12年間通った母校の教育と、そこで出会った先生方の存在であることに気づきました。そして、「今度は自分が中高生にとって、少しでもよい影響を与えられる大人になりたい」と思い、教員をめざすことを決めました。
この大学を選んだ理由
中学校の時、親身に話を聞いてくださった司書教諭の方に勧められたことで、白百合女子大学に興味を持ち始めました。そして高校2年生の夏にオープンキャンパスに参加した際、少人数教育に力を入れている点に魅力を感じ、受験を決めました。白百合女子大学では1クラスあたり10~20人程度のクラスが多く、発言・発表する機会も多いです。高校までは授業で発言することが苦手だった私も今では人前で意見を言うことに対する抵抗がほぼなくなり、成長を実感しています。
将来の展望
大学1年生の初め、江戸時代に発刊された『百人一首図絵』という本を、学生一人ひとりがそれぞれ1ページを担当して読み解く授業がありました。複数の資料を集め、情報を照らし合わせていく作業は、難しいながらも大変やりがいのあるものでした。このような経験から、わからないものと向き合い、追求し続ける面白さを感じるようになりました。将来は、学ぶことの面白さを伝えていけるような教員になりたいです。